ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

ニーダーザクセン!

低地ドイツ語の小冊子

オルデンブルクの低地ドイツ語小冊子 SNACK PLATT 今月のはじめ、つまり年が改まったばかりの頃にドイツから手紙が私の元に届きました。 送り主はゲッティンゲン在住の友人A君。封筒を開封すると、「SNACK PLATT」というタイトルの小冊子が入っていました。…

ギーボルデハウゼン、焼きソーセージのライネマンも閉店……

ライネマンの焼きソーセージ 2017年夏の旅から 昨年末にゲッティンゲン旧市街の肉屋さんヴルフ(Wulff)が閉店したことをブログに書きましたが、昨日ゲッティンゲンの地元新聞「ゲッティンガー・ターゲブラット(Göttinger Tageblatt)」のサイトをチェック…

ドイツのど真ん中、丘の風景をまた見たい

コロナ禍の2020年、ここ数年毎年訪れていたドイツのど真ん中に行くことがとうとう叶いませんでした。 来年コロナ禍が収まって、この大陸のゆるやかな丘の風景を見にいきたいものですね。 画像はアイヒスフェルト(Eichsfeld)でもウンターアイヒスフェルト(…

ゲッティンゲン旧市街のソーセージ店ヴルフが閉店

今朝、ゲッティンゲンの地元新聞「ゲッティンガー・ターゲブラット(Göttinger Tageblatt)」のホームページをチェックしたら、旧市街の目抜き通りヴェーエンダー通り(Weender Straße)にある肉屋さんのヴルフ(Wulff)が閉店したと報じていました。私には大…

コロナ収束後のゲッティンゲンは……

2018年11月下旬のゲッティンゲン、ヴェーエンダー通り 10日ほど前にゲッティンゲンの地元新聞「ゲッティンゲー・ターゲブラット(Göttinger Tabeblatt)」のホームページをのぞいてみたら、旧市街の目抜き通りにある新聞や雑誌を販売するプレスハウス・トノ…

ゲッティンゲン、東の守りの塔

今年は新型コロナウイルス感染症の影響でドイツに行くことができませんので、これまでの旅を振り返ります。 ゲッティンゲン側から見るローリンゲンの村 2018年の11月下旬からの2週間をドイツのど真ん中ゲッティンゲンに滞在し、その時に2000年代初頭ゲッティ…

ゲッティンゲンのクリスマスマーケットもキャンセルに

2018年 ゲッティンゲンのクリスマスマーケットの風景 昨夜 デンマークのクリスマスビール解禁日のイベントが今年はキャンセルとなったことを書きましたが、今朝ゲッティンゲンの地元紙ゲッティンガー・ターゲブラット(Göttinger Tageblatt)のホームページ…

コロナ禍の一年、ドイツのど真ん中に思いを馳せる

アイヒスフェルトのエスプリンゲローデ付近の風景 コロナ禍の1年で、今年はどうやらドイツに行くことができそうもありません。外務省の海外安全ホームページをチェックしてみると、ドイツは依然として渡航中止が勧告されています。事実、ドイツのど真ん中の…

ザルツデアヘルデン、製塩所の塔が焼失

昨年、2019年のドイツの旅で訪れたザルツデアヘルデン(Salzderhelden)にある製塩所の掘削塔が先々週の金曜日の夜に放火によって完全に焼失してしまいました。地名のザルツデアヘルデンとはドイツ語で「英雄たちの塩」という意味で、昔から塩を取れたという…

ゲッティンゲンのクラスター

日本ではあまり報じられなかったようですが、先月の終わりから今月にかけてドイツのど真ん中、ゲッティンゲンで新型コロナウイルスの100人を超える大規模な集団感染が起きていました。人口が13万人ほどのゲッティンゲンで100人超の感染はかなりの衝撃だった…

ドイツ、木組みの家の言葉 9 この家は俺のセンスで建てた

Ich bau das Haus nach meinem Sinn. Kannst besser Du´s stell ein anderes hinn. 俺はこの家を俺のセンスを建てたんだ。お前ならもっと良くできるというのか。 ドイツのど真ん中にあるアイヒスフェルト(Eichsfeld)という地域のドゥーダーシュタット(Dud…

ムッター・ユッテでシュパーゲルのラグー

ドイツの春から初夏の味覚といえば、 シュパーゲル(Spargel: アスパラガス、特に白いアスパラ)です。 しかし、今年2020年は新型コロナウイルスの影響で私たち日本人がドイツに旅行して美味しいシュパーゲルを食べることはかないません。また、ドイツ国内で…

ドイツ、木組みの家の言葉 8 賢者と愚者の行い

コロナ禍で大いに混乱するこのご時世に示唆に富むドイツの言葉があります。 2018年のドイツの旅で、ニーダーザクセン州ホルツミンデン(Holzminden)という町で見つけた言葉です。 SIEH WAS DIE WEISEN TUN UND SIEH WAS DIE TOREN TREIBEN UND TU´ DAS EINE…

アインベックのマスタードスープを作ってみた

新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛が続いているので、自宅でアインベックのマスタードスープ(Einbecker Senfsuppe)を作ってみました。 このマスタードのスープは、昨年2019年のドイツの旅でビールのふるさと、ニーダーザクセン州アインベック(E…

ドイツのど真ん中 2020は……

3月の下旬にドイツとヨーロッパは夏時間に切り替わり、今週はイースター(復活祭)を迎え、本格的な春となりました。 しかし、世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大し、ドイツのど真ん中のゲッティンゲン(ゲッティンゲン市及びゲッティンゲン郡、ノルト…

ドイツ、木組みの家の言葉 7 父祖より受け継いだもの

WAS DU ERERBT VON DEINEN VÄTERN HAST, ERWIRB ES, UM ES ZU BESITZEN. お前が父祖より受け継いだものを 己のものにするために獲得せよ。 ニーダーザクセン州、ホルツミンデン(Holzminden)という町のマルクト広場にある「手工業の家(Haus des Handwerks…

ザルツデアヘルデンの古い製塩所とゲッティンゲンの天然塩

ランキング参加中ドイツ ランキング参加中地域 古城巡り11で紹介した英雄城のあるザルツデアヘルデン(Salzderhelden)は「英雄たちの塩」というとても変わった地名の土地です。ザルツデアヘルデンのザルツ(Salz)とは、英語の salt、つまり塩という意味で…

ドイツのど真ん中で古城巡り 17 エーリヒスブルク城

今回ご紹介するエーリヒスブルク城(Schloss Erichsburg)は、紙のドイツの道路地図を眺めているうちに見つけた古城です。インターネットでエーリヒスブルク城を検索してみると、城のホームページも発見し、今年2019年のドイツの旅で実際に城を訪ねてみまし…

メルヘン街道のゲッティンゲン

ドイツにはロマンティック街道をはじめとしていくつもの街道があります。 先日は日本人にはあまり知られていないドイツ木組みの家街道(Deutsche Fachwerk Straße)を紹介しましたが、ドイツのど真ん中にあるゲッティンゲン(Göttingen)にはドイツメルヘン…

ハルツ山地の木組みの街 オスタローデ・アム・ハルツ

ハルツ山地(Harz)のオスタローデ・アム・ハルツ(Osterode am Harz)も古い木組みの家が立ち並ぶ町です。この町にもドイツ木組みの家街道が通っています。 これまでたびたびハルツ山地には出かけていますが、今年のドイツの旅でオスタローデ・アム・ハルツ…

ドゥーダーシュタット 2019 初夏 ヴェスタートゥルムの裏表

ドイツを旅するたびに必ず足を運ぶアイヒスフェルト(Eichsfeld)という地方のドゥーダーシュタット(Duderstadt)という町。今年の初夏のドイツの旅でもやはり行ってきました。 捩れたとんがり屋根の尖塔はヴェスタートゥルム(Westerturm)という中世の頃の…

ハルツ山地にあった大修道院 ヴァルケンリート

ドイツ、ハルツ山地(Harz)の南縁、ヴァルケンリート(Walkenried)という町には、かつて壮大な修道院がありました。ご覧の画像のように修道院の教会の建物は破壊されており、長らく廃墟となっていました。 昨年2018年初夏のドイツの旅では、4月30日の夜に…

ゲッティンゲン点描 2019 初夏

今日は関東地域で真夏日となりました。暦ではすでに秋なのですが、厳しい残暑。今年最後の真夏日となったのかもしれないので、今年の夏のゲッティンゲンの風景をアップしようと思います。 ゲッティンゲンのドーム(大聖堂)とも言える聖ヨハニス教会(St. Jo…

ドイツのど真ん中

ゲッティンゲンの旧市庁舎とマルクト広場 ハテナブログに引っ越してひと月ほどしか経っていませんが、ブログそのものは2016年の2月にはじめて、今回でちょうど300回目の投稿になります。 「ドイツのど真ん中」と銘打ったこのブログですが、文字通り現在のド…

ひとつの小さなパン(あるドイツ人捕虜の詩)

8月、日本は戦争について考えさせられる時期です。15日の終戦記念日でした。 1945年8月15日に日本はポツダム宣言を受諾し、第2次世界大戦(太平洋戦争)は終結しました。しかし、満州などには8月15日以降も戦い続けた日本兵や戦火に逃げ惑う日本人がいまし…

フリートラント博物館(ドイツ戦争帰還者博物館)

今日は、日本は終戦の日ですが、ドイツのど真ん中の終戦や戦後について書いてみようと思います。 8月は先の大戦を扱ったドラマや映画がテレビで度々放送されます。そこには、大陸や南洋の島などから復員してきた日本兵や満州から引き揚げてきた日本人が描か…

ブレムケ 森の舞台 2019年のシーズンは

ドイツのど真ん中にある大学町のゲッティンゲン。ゲッティンゲン近郊のブレムケ(Bremke)という村には、森の中に野外劇場があります。その名もWaldbühne Bremke(ブレムケ森の舞台)といい、毎年夏場の日曜日に地元の若者や子供たちがお芝居をしています。 …

木組みの城を再訪

2019年初夏のドイツの旅では、15年ぶりに木組みの城を訪れてきました。木組みの城とは、古城巡り2で紹介したギーボルデハウゼン(Gieboldehausen)の木組みの城のことです。 この城を前回訪れたのは、今から15年ほど前です。 2016年から毎年のようにドイツの…

フェルトキーカーで朝食を

ドイツのど真ん中の名物ソーセージ「フェルトキーカー(Feldkieker)」には、薄くスライスされて買い求めやすいパックの製品があることを以前紹介しました。 今年初夏のドイツの旅では、ゲッティンゲン市内のスーパーでスライスのフェルトキーカーを買い、朝…

アインベックのからしとマスタードスープ

ドイツのど真ん中 2019 初夏の旅では、 ビールのふるさとアインベック(Einbeck)にビールを飲みに行き、5種類のビールを飲み比べしてきました。そのビールが名産のアインベックには、もう一つの名産品があります。それがからし(マスタード)です。 ほぼ100…