ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

ドイツの古城ホテルに泊まってみた 2

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 今年2019年初夏のドイツの旅では、古城のホテルに泊まってみました。

というのも、東ドイツテューリンゲン州にあるキュフホイザーの巨大記念碑を訪れて、近くの手頃な値段のホテルに泊まろうと思いネットで検索してもけっこう高かったからです。あるいは、安くても朝食が付いていないということで、西ドイツのヘッセン州ニーダーザクセン州で泊まろうとネットで探していると、古城ホテルが日本ビジネスホテル並みの料金でヒットしました。これは話(ブログ)のネタとして泊まってみようと思い、早速予約しました。

そうして1泊したのがヘッセン州北部にあるヴォルフスブルネン城(Schloss Wolfsbrunnen)です。泊まったシングルの部屋は清潔で心地よく、城のレストランのバルコニーできれいな景色を眺めながら地元の美味しいビールと白ワインを楽しみました。

さて翌朝、古城ホテルで食べた朝食が、これまたとても良かったのです。

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朝食は地下の食堂で摂ります。地下といっても、ヴォルフスブルネン城は斜面に建っているので、窓もあり光が入り、とても明るく清潔でした。

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パンは典型的なドイツのパン、ブロートヒェン(Brötchen)をはじめ、全粒のライ麦パン、小麦のトースト、北欧でよく食べられるクネッケブロート(Kneckebrot)など数種類用意されていました。

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イチゴやリンゴ、サクランボなど地元の果物を使った自家製のジャムやムースが6種類。できることなら全部パンに塗って食べてみたいところです。

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パンにのせるハムとチーズも数種類あり、それ以外にスモークサーモンやニシンの酢漬け、トマトも用意されていました。

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私のチョイスは、植物の種がいっぱいのっかったブロートヒェン(Brötchen)に生ハムとゲッティンゲンやアイヒスフェルトで食べられているサラミのようなソーセージ「シュトラッケ(Stracke)」にチーズ、トマト、そしてちょうどいい具合の半熟に茹でられた卵。ひとつひとつがとても美味しかったです。

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ヨーグルトとフルーツも複数用意されていて、とても感動しました。しかし、さすがにすべて食べることなどできません。

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そして度肝を抜かれたのが、朝食のビュッフェにあったゼクト(Sekt)、ドイツ産のスパークリングワインです。朝食の会場にお酒で並んでいたのは、これが初めての経験。「朝っぱらからお酒かよ!」と思いましたが、この日は車を運転しなければならず、飲むことはできませんでした。いつか連泊して朝っぱらからゼクトを飲んで酔っ払いたいものです。

クオリティーの高い朝食にいたく感銘しながらパンとハムをお代わりして腹一杯になるまで食べてしまいました。

ヴォルフスブルネン城は満足度の高く、いつかまた泊まりに来たい古城ホテル。とてもいい経験になりました。ぜひお勧めしたいドイツの古城ホテルです。ちなみに四つ星です。

ヴォルフスブルネン城はドイツのここにあります。]