ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

メルヘン街道のゲッティンゲン

ドイツにはロマンティック街道をはじめとしていくつもの街道があります。

先日は日本人にはあまり知られていないドイツ木組みの家街道(Deutsche Fachwerk Straße)を紹介しましたが、ドイツのど真ん中にあるゲッティンゲン(Göttingen)にはドイツメルヘン街道(Deutsche Märchen Straße)が通っているのです。

2016年から毎年のようにゲッティンゲンやドイツのど真ん中を訪れるようになり、たびたび田舎道にメルヘン街道を示す標識を見つけてきましたが、今年初夏の旅ではゲッティンゲンにもその標識があるのを発見したので、撮影してきました。

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メルヘン街道を示す標識ですが、ゲッティンゲンの中心部である、旧市街では見かけませんが、旧市街の外、連邦道27号線にありました。まさに街道にあったわけです。

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メルヘン街道の標識があるのは「プラッツ・デア・ゲッティンガー・ズィーベン(Platz der Göttinger Sieben)」のバス停でした。茶色い標識に「ドイツメルヘン街道(Deutsche Märchen Straße)」と表記されていますね。このプラッツ・デア・ゲッティンガー・ズィーベンとは、ゲッティンゲン七教授の広場という意味で、道路を挟んだ向い側にあるゲッティンゲン大学のキャンパスのことです。1833年ハノーファー国王に異議を唱えてゲッティンゲン大学を免職になった「ゲッティンゲン七教授事件」には、メルヘンを蒐集したグリム兄弟も名を連ねていますね。