ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

ムッター・ユッテでシュパーゲルのラグー

ドイツの春から初夏の味覚といえば、 シュパーゲル(Spargel: アスパラガス、特に白いアスパラ)です。

しかし、今年2020年は新型コロナウイルスの影響で私たち日本人がドイツに旅行して美味しいシュパーゲルを食べることはかないません。また、ドイツ国内でもシュパーゲルの収穫に影響が出ているようです。というのも、シュパーゲルの収穫はポーランドなどの東欧諸国からの季節労働者や学生のアルバイトによって行われるもので、東欧の労働者がドイツにやって来ることもできず、また学生も自宅にいなければならず、農家はシュパーゲルを腐らせてしまっているという新聞の記事も目にしました。

今回のシュパーゲルについてのブログは、昨年2019年のドイツの旅のストックからです。

昨年6月のある日曜日にゲッティンゲン近郊のブレムケ(Bremke)という村にある森の舞台(Waldbühne Bremke)に野外劇を観に出かけましたが、あいにく前日の土曜日から雨が降ったり止んだりで、上演は中止となってしまいました。昼も過ぎており、ちょうどお腹も空いていたので食事をすることにしたのです。

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そこで入ったのが、上の画像の木組みの家のガストハウス・ムッター・ユッテ(Gasthaus Mutter Jütte)です。日本語で「ユッテ母さんのガストハウス」ということにでもなるでしょうか。ガストハウスのガストは、ドイツ語でゲストの意味で、レストランも兼ねた旅館です。このガストハウス・ムッター・ユッテも泊まることができます。ムッター・ユッテですが、実はゲッティンゲン市民からも愛される名店。以前からその存在は知っており、アイヒスフェルトに出掛けるたびに前を通っていたのですが、昨年の旅で初めて訪れました。

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シュパーゲルの旬ということもあり、シュパーゲルのラグーとミートボール(Spargelragout mit Mettbällchen)をいただきました。シュパーゲルとミートボールのホワイトソースの煮込みとでもいうのでしょうか。付け合わせに塩茹でのじゃが芋がたっぷり付いてきます。

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ラグーには、珍しく緑のアスパラも入っていました。ミートボールもドイツ人向けサイズで日本の物よりも一回りも二回りも大きく、食べ応えがありました。とても美味しかったですよ。撮影はしませんでしたが、デザートにアイスクリームも付いてきます。すごい満腹になりました。因みに、車できたので、アルコールフリーのビールも飲みました。

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ムッター・ユッテには、中庭に面した席もあり、緑を眺めながら食事できるのも素敵ですね。

近年、ゲッティンゲン市内でいい雰囲気で美味しいドイツ料理を出すレストランが減ってきているように思いますが、むしろ郊外にあるレストランで美味しいドイツ料理を食べられる傾向にあるようです。

コロナウイルスの感染が収まり、来年のシュパーゲルのシーズンにまた食べに行きたいものです。ブレムケ森の舞台にお芝居で観て、ムッター・ユッテに一泊するのもいいかもしれませんね。

ガストハウス・ムッター・ユッテは、ドイツのここにあります。