10日ほど前にゲッティンゲンの地元新聞「ゲッティンゲー・ターゲブラット(Göttinger Tabeblatt)」のホームページをのぞいてみたら、旧市街の目抜き通りにある新聞や雑誌を販売するプレスハウス・トノッロ(Pressehaus Tonollo)が今年いっぱいで閉店すると報じていました。多くの人が新聞や雑誌を紙ではなく、スマホやパソコンで読むようになったこともあるのでしょうが、新型コロナウイルス感染症の影響もあったのではないでしょうか。私がゲッティンゲンに住んでいた頃からずっと営業していたお店で、なくなってしまうことにかなりショックを受けました。トノッロ以外にも靴屋やアパレルの小売店の閉店がゲッティンゲン市内で相次家いるようです。
先日、ドイツ連邦政府が新型コロナウイルスに関する動画を公開していましたが……
Zusammen gegen Corona #besonderehelden
Zusammen gegen Corona #besonderehelden
何もしないで家で怠けていることで英雄になったという動画です。日本のニュース番組でも紹介されていましたね。もともとファッションにはそれほど敏感ではないドイツ人がロックダウンで家にこもれば、服も靴もますます売れなくなります。
ゲッティンゲンは人口が13万人ほどで、大都市ではありません。今はどんな風になっているのでしょう。本来ならば、昨日11月23日からクリスマスマーケットがはじまっていたはずでした。コロナ禍が収束して、再びドイツに行けるようになったら、ゲッティンゲンはさびしいことになっているのでしょうか。心配です。
日本国内でもコロナで閉店を余儀なくされた飲食店を時々見かけます。自分の暮らす地元と好きな町ががコロナ後は一体どんな風にに変わってているのでしょう。