ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

たまたま泊まったクリスチャンスフェルトは世界遺産

2年前、2018年の今頃、ドイツのど真ん中のゲッティンゲンからレンタカーでデンマークユトランド半島へ1泊2日で旅をしました。

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冬の空にはためくデンマーク国旗

ゲッティンゲンからアウトバーン7号線(A7)に乗り、北へ北へと走ります。ハノーファーハンブルクを通り、デンマークの国境を越えます。赤地に十字のデンマーク国旗ダンネブロ(Dannebrog)が見えると、心が高鳴ります。

アウトバーン7号線はデンマークに入るとヨーロッパ道路45号線(E45)になります。午後3時過ぎ、デンマーク側の最初のサービスエリアでおそい昼食を取りました。

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lseは北欧スタイルのホットドッグ

画像の北欧スタイルの細めのソーセージのホットドッグは日本国内のイケアでも食べられますね。しかし、デンマークで食べるホットドッグ(Pølse)は格別でした。

さて、旅の目的は30年来のファンであるデンマーク人のシンガーソングライター、アンヌ・ドゥールト・ミキルセン(Anne Dorte Michelsen)のクリスマスコンサートを聴きに行くためでした。そのコンサートはヨーロッパ大陸からちょろっと飛び出したユトランド半島にある小さな町の教会で夜の7時ごろからはじまります。その夜の宿は車で30分ほど離れたクリスチャンスフェルト(Christiansfeld)という町。クリスチャンスフェルトの宿に着いたのは4時過ぎで、すでに暗くなりはじめていました。

詳細は省略しますが、想定外のトラブルと旅の目的がコンサートだったためにクリスチャンスフェルトではただただ寝るだけになってしまいました。この町が実は世界遺産であることを知ったのは、いざドイツに帰る段になってから。朝からしとしと雨が降り、散歩しながら町を見ることもできず、車の窓を開けてデジカメで写真を撮るばかりでした。

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クリスチャンスフェルトの街並み

クリスチャンスフェルトはモラヴィア教会の入植地クリスチャンスフェルド」として2015年に世界文化遺産に登録されました。北欧的な低い家並みとは対照的にまっす延びる石畳の道が印象的です。こうした町の作りが世界遺産と関係があるのでしょう。クリスチャンスフェルトがいかなる世界遺産なのか、新型コロナウイルスのパンデミッックが落ち着いたら、温かい季節に改めて見に行きたいものです。

クリスチャンスフェルトはデンマークのここにあります。