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ゲッティンゲン コロナ禍の不発弾の処理

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ゲッティンゲンの駅 不発弾処理の日には電車も止まった(2019年6月に撮影)

先週末、ゲッティンゲンで見つかった不発弾の処理が行われました。

不発弾と思われた物体は第2次世界大戦中のアメリカ軍の爆弾。4発見つかった爆弾は爆発物処理班によって31日未明に爆破処理されました。住民は自宅を退去し避難し、人に危害が及ぶことはありませんでしたが、爆発によって住宅のガラスや屋根瓦が割れたり、壁が壊れるなどの被害があったとのことです。

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人命に関わるような被害がなかったことは何よりですが、このコロナ禍のロックダウン中に避難をしなければならなかった住民たちも大変だったことでしょう。30日の土曜、冬の早朝6時半に自宅を退去せよとの指示が出ており、住民は一体どこで時間を潰したのでしょう。ロックダウン下では営業している店がそもそもありません。前日の夜にサンドウィッチのような弁当を作り、車を所有している世帯であれば、車でどこかに出かけていたのでしょうか。

当の爆弾の爆破処理は深夜に行われ、住民はホテルに宿泊せねばなりませんでした。4発もの爆弾が地中に埋まっていたので、致し方のないことかもしれませんが、日中に爆破処理が終わっていれば、その日の夕方にも自宅に帰ることができたのでは……。

いずれにしろ、死傷者が出るようなこともなく、不発弾が処理されたのはよかったです。