新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置や緊急事態宣言の重苦しい雰囲気でこのドイツに関するブログをしばらく書こうという気持ちになれずにいました。
高齢者へのワクチン接種がようやく始まりましたが、それより下の若い世代へはまだまだ先になりそうで、今年もドイツに行ける見通しが立っていません。
さて、3度目の緊急事態事態宣言が発令される前にJR吉祥寺駅の駅ビルに入る紀ノ国屋というスーパーのお酒売り場で、カトレンブルガー・ケラーライ(Katlenburger Kelerei)のロゼ・サイダー(Rosé-Cider)を見つけたので購入しました。
2019年のドイツの旅ではカトレブルガー・ケーラーライのキイチゴのフルーツワインをお土産に持ち帰りましたが、カトレンブルガー・ケラーライの製品はすでに日本に輸入されていました。フルーツワインを日常的に飲む習慣がないので、そのことを知らずにいました。
さてサイダーとは言いますが、日本の炭酸飲料のサイダーとはまったくの別物で、れっきとしたお酒。イギリスのサイダー(cider)やフランスのシードル(cidre)と同じリンゴの発泡酒と思っていいでしょう。ドイツではフランクフルトのアプフェルヴァイン(Apfelwein)が有名ですが、カトレンブルガー・ケラーライでは1925年からサイダーを作っていたそうです。
梅雨前線が近づき、西日本では早くも梅雨入りした地域もあり、蒸し暑くなってきたので、先日ロゼ・サイダーを冷やして飲みました。さくらんぼなどの赤い果汁を加えて作られたリンゴの発泡酒は見た目に美味しいそうで、ゴクゴクとあっという間に飲み干してしまいました。暑い日にはとても爽やかです。しかし、ビール並みに5.5%のアルコール度数があるので、軽く酔っ払ってしまいます。くれぐれもお気をつけください。
紀ノ国屋などのスーパーのお酒売り場でカトレンブルガー・ケラーライのサイダーを扱っているかもしれません。コロナ禍で買い物にも出づらいでしょうが、お酒売り場をチェックしてみてはいかがでしょうか。
カトレンブルガー・ケラーライのサイダーはロゼ以外にアプフェル・サイダー(Apfel-Cider)とライト・サイダー(Light-Cider)があります。カトレンブルガー・ケラーライのシードルについてをご覧ください。
(2022年現在、ロゼ・サイダーとライト・サイダーは製造されておらず、ピンク・レディー・アプフェル・サイダーのみが販売されています。)
またドイツに行けるようになったら、カトレンブルクに美味しいフルーツのお酒を買いに行きたいです。カトレンブルガー・ケラーライのあるカトレンブルクはドイツのここです。