ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

パン屋さんまでもが閉店

www.goettinger-tageblatt.de

前回のブログで ゲッティンゲンの旧市街から肉屋さんが消滅したと書きましたが、今ゲッティンゲンや近郊ではパン屋さんもが閉店したり、時短営業を余儀なくされている、とゲッティン源の地元紙ゲッティンガー・ターゲブラット(Göttinger Tagebalatt)が報じています。その原因は人手不足なのだそうです。

ドイツのパン屋さんは朝早くから店を開けねばならず、大変な仕事な一方で時給も安いため求人を出してもなり手が少ないのだとか。しかしドイツで朝に焼きたてのパンが買えないというのは、大問題のようです。

私もゲッティンゲンに滞在する時は、近所のスーパーマーケットの入口に店を出しているパン屋さんに早朝よくパンを買いに行っていたものです。スーパーの営業が始まる前や日曜のお休みでもパン屋さんだけはちゃんと営業しているものです。本当にパン屋さんの存在はありがたいものです。スーパーのパン売り場でもビニールの袋に入った製パンメーカーのパンを買えますが、時々パン屋さんの焼きたてのパンを食べたくなります。それは、私たちが家でカップや袋のラーメンを食べられるけれども、ラーメン屋さんのラーメンを食べたくなるのと同じかもしれません。

またドイツのパン屋さんといえば、立ち飲みやテイクアウトで安い値段でコーヒーが飲めます。パン屋さんのコーヒーもドイツ滞在中はかなり重宝します。それが気軽に飲めなくなるのは、とても残念です。パン屋さんも肉屋さんもいつかゲッティンゲンの街に帰ってきてくれるといいのですが。