ドイツの家といえば、石や煉瓦造りの家や近代的なコンクリートを除けば、歴史的な中世からの木組みの家です。ドイツ語ではFachwerkhaus(ファッハヴェルクハウス)といいます。
典型的な木組みの家は上の画像のような家であったり、
または、このような感じの家です。
しかし、ドイツのど真ん中にあるギーボルデハウゼン(Gieboldehausen)という町には、なんと木組みのお城があります。
これが木組みの城で、家の規模をはるかに超えています。
城(Schloss)と呼ばれるこの建物ですが、16世紀から1976年までは領主ミニンゲローデ(Minningerode)家の館でした。
現在、木組みの城はギーボルデハウゼンの町が所有し、役場の戸籍課や文化活動の場として利用されています。
中を見学させてもらうと、戸籍を扱う部署であるので、結婚の宣誓をする広間もあり、かつての領主の物と思われる鎧なども展示されていました。
木組みの城のあるギーボルデハウゼンへは、ゲッティンゲン駅前のバスターミナル(ZOB)から170番のドゥーダーシュタット(Duderstadt)行きのバスに乗り、ギーボルデハウゼン・ハーレシュトラーセ(Gieboldehausen Hahlestrasse)で下車。
戸籍課の職員さん、もしくは管理人さんがいれば、城の中を見学させてもらえます。
ギーボルデハウゼンの木組みの城はドイツのここにあります。