ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

悪魔の説教台

ブログの更新に間が空いてしまいました。

今回は、冬が来る前の秋晴れの美しい時期にお勧めの、ドイツのど真ん中にあるおどろどろしい名前の名所をご紹介します。その名も悪魔の説教台(トイフェルス・カンツェル:Teufelskanzel)」です。

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『悪魔の説教台』は8月にご紹介したハーンシュタイン城からさほど遠くない場所にあります。

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『悪魔の説教台』へ向かう道すがら、このようにハーンシュタイン城を眺めることができます。

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心地よい森の散歩道を小一時間ほど歩いてゆきます。
その先には……
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階段を穿たれた巨大な岩が断崖の上に立っているのです。これこそが『悪魔の説教台』なのでした。

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『悪魔の説教台』は展望台となっており、

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大きくするヴェラ川(Die Werra)が蛇行する絶景とヘッセン州の山々の絶景を目にすることができるのです。

この巨岩には伝説があり、ヴァルプルギスの夜、ハルツ山地のブロッケン山に集まった魔女たちが悪魔に「大きな岩をヘッセンにあるマイスナーまで一度も下におろさず、休むことなしに持ち上げて運ぶことができるか?」とけしかけると、悪魔は朝飯前だと言わんばかりに岩とともに飛び去って行きました。

しかし、岩は思いのほか重たく、この地にさしかかった頃に悪魔はとうとう疲れてしまい、休憩を取ることにして、巨岩を下して横になりました。

魔女たちは、悪魔が岩を運ぶことはできないだろうと考えて、見張りをつけていました。眠っている悪魔を見つけて、魔女たちは「おい、怠け者、何をしてるんだい?」と叫びました。慌てて目を覚ました悪魔は蜘蛛の子を散らすように逃げ出してしまいました。

悪魔の運んできた巨大な岩はそのまま残されてしまい、人々は『悪魔の説教台』と呼ぶようになったのだとか。