ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンにあるクラウスベルク(Klausberg)という小高い山は閑静な住宅地なのですが、その先には広大なゲッティンゲンの森(Göttinger Wald)が横たわっています。
クラウスベルクのてっぺん、森の中には、ビスマルクシュタイン(Bismarckstein)という、プロイセン王国およびドイツ帝国の鉄血宰相ビスマルクを顕彰するモニュメントがあります。
モニュメントといっても巨大な物で、人が上がって登ることができる展望台になっています。大きくてごつごつしたその姿から地元の人に「象のトイレ (Elepfantenklo)」とも呼ばれています。
ビスマルクシュタインの展望台からは木々の間にゲッティンゲンの町と背後のブラムヴァルト (Bramwald)のなだらかな山の景色を眺めることができます。
クラウスベルクとビスマルクシュタインへはゲッティンゲン駅前バスターミナルや旧市街のコーンマルクト(Kornmarkt)から80番のバスに乗り、終点のクラウスベルク (Klausberg) で下車。
以前紹介したフォン・シュタウフェンベルク伯爵の記念碑も近くにあります。