今年、2017年のドイツ滞在の拠点としたのが、ゲッティンゲンのニコラウスベルク(Nikolausberg)という地域でした。「ベルク(Berg)」というドイツ語の「山」が語尾に付くように、山の上の方にあります。
ニコラウスベルクのてっぺんの方には、富裕層の人たちが住んでいるようで、広い庭と立派なお屋敷が並んでいます(欧米のお金持ちやセレブは市内の高級マンションに住むようなことはしないで、郊外の山の上にお屋敷を構えて、下々の者を見下ろすのが彼らの スタイルのようですね。私がお世話になったお宅はごく普通の善良な市民でした)。
ニコラウスベルクの住宅地を過ぎて、頂上付近には麦畑が広がります。
山と表現しましたが、ニコラウスベルクは標高350メートルほどの山ですが、こんもりと盛り上がった台地という方が適当かもしれません。
画像の奥の森がゲッティンゲンの森(Göttinger Wald)です。
こちらの画像は、ゲッティンゲンの森からニコラウスベルクを撮影したもので、画像中央の畑と森がニコラウスベルクです。住宅地は森の裏側にあります。
こちらの画像は、畑と住宅地とクロースター教会(Klosterkirche)。
ニコラウスベルクのより高い所に立つクロースター教会。
クロースター(Kloster)とは修道院という意味ですが、現在修道院はなく、ルター派のプロテスタントの教会となり、ニコラウスベルク唯一の教会ということもあり、地元の人たちの集う場となっているようです。