アイヒスフェルト国境地帯博物館のメインの建物を出て、野外や別棟にある歴史的な資料を見学することができます。
ドイツが再統一される前の、トラバント、ヴァルトブルクといった旧東ドイツ製の自動車が展示されています。画像では見切れていますが、西ドイツのメルセデス・ベンツのオフロード車も並べられています。
今夏のドイツの旅ではレンタカーでドライブしましたが、現役のトラバントが走っているのを見かけたのはたった1度だけでした。
ミューレントゥルム (Mühlenturm) は「風車の塔」という意味ですが、元々風車小屋だったものを国境監視のための塔に改築したものです。
内部には、旧東ドイツの国境警備の兵士が当直した際のベッドが展示されています。
塔の最上階には、国境を監視したサーチライトも残されています。
ミューレントゥルムを後に、東西ドイツ国境のフェンスの方へ向かう途中には、以前はなかった標識ができていました。
ここでドイツと
ヨーロッパが1989年11月10日
0時35分まで分断されていた。
この標識は、ハルツ山地など東西ドイツを結ぶ道路のあちこちで見ることができます。
アイヒスフェルト国境地帯博物館へは、ゲッティンゲン駅前のバスターミナル (ZOB) より150番、170番のドゥーダーシュタット(Duderstadt)行きバスに乗り、終点のドゥーダーシュタットのバスターミナル(ZOB)で下車し、1番のバスに乗り換えてタイストゥンゲンブルク(Teistungenburg)下車。
アイヒスフェルト国境地帯博物館のホームページはこちら。
入館料は大人4ユーロ、学生や高齢者が3ユーロ。