ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

シュトーレンではなくシュトレン、バームではなくバウム!

そんなのどっちでもいいじゃん!と言われてしまうようなことなのですが、ドイツ語を勉強したことのある人ならば、シュトーレンではなくシュトレン、バームではなくバウムだよ!」と言いたくなることはありませんか?

クリスマスが近づくこの頃、日本でもシュトレン(Stollen)というドイツ東部の町、ドレスデン発祥のケーキがあちこちで売られています。ただ、日本中の町のケーキ屋さんやパン屋さんがシュトーレンという名前で売っており、訂正したくなってしまいます。あのケーキは「シュトレン」。

シュトレンのスペルのLがダブっているということは、その前のOが短い母音になるということです。英語の egg を「エーグ」と発音しないのと同じですね。

この子音と母音の法則以外でも気になってしまうことがあります。

ドイツ語にシュテーレン(Stehlen)という動詞があります。盗むという意味で、英語のスチール(to steal)に当たります。このシュテーレンの過去分詞がゲシュトーレン(gestohlen)。

シュトーレン」と書かれて売られているのを見ると、なんだか盗んできたケーキが売られているように連想してしまうのです。

そんなこともあり、「シュトーレン」ではなく、「シュトレン」と全国のケーキ屋さんには改めてほしいものだと思います。「シュトレン」の方がドイツっぽくて、シュッとしたいい響きではありませんか?

そして、未だにバウムクーヘン(Baumkuchen)をバームクーヘンと表記しているケーキ屋さんやお菓子屋さんがあり、バウムに直してもらいたいものですね。

こちらはスペルにau(アウ)という二重母音になっており、単音の長母音ではありません。

そんなのどっちでもいいかもしれないことですが、「これは元々ドイツのお菓子なのだよ」と知ったかぶりをして食べるようなケーキなので、その名前にもしっかりこだわって味わってみるのはいかがでしょうか?