今年のドイツのど真ん中2018春のツアーでは日曜日ごとにハイキング(ドイツ語では Wanderung: ヴァルンダルンクといいます)をしました。
滞在中最初の日曜日、4月22日はお世話になっていたお宅のご主人にハイキングの会に連れて行ってもらいました。この日は天気にも恵まれ、暑いくらいでした。
午後10時過ぎにヘッセン州北部のヴィッツェンハウゼン(Witzenhausen)の北駅に参加者は集合しスタート。ちなみに参加者15名ほどで、私とご主人を除けば、みな高齢者。しかし皆さんお元気です。
歩きはじめて30分ほどで満開の桜の木立ちを真っ直ぐに伸びる道に。
満開の桜の下では牛たちが草を食んでいました。花見をする牛など日本ではあまり考えられない光景ですが、よく考えてみれば、ドイツでは桜は愛でるものではなく、食べるものなのですね。この桜もサクランボを採るためのものですね。
ハイキング参加者のお年寄りからは、ヴィッツェンハウゼンはサクランボで作ったワインが名産品なのだとか。
桜の木々ではなく、サクランボ畑と森の向こうにはヴィッツェンハウゼンの町が春霞にぼんやり霞んでいました。
サクランボ畑を抜けると、遊歩道は森の中へ。
歩きはじめて1時間以上。すでに6キロくらいは軽く歩いていたはずですが、高齢者なのにみなさん実に健脚でした。ドイツの高齢者は元気だなと驚かされました。
ハイキングはさらに続きます。