ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

ドイツ、歩く楽しみ ニコラウスベルクの森を行く

今年春のドイツの旅では、日曜日ごとにハイキングをしました。

ドイツ語ではハイキングのことをヴァンダルク(Wanderung)といい、日本語のワンダーフォーゲルの語源もヴァンデルンクや動詞のヴァンデルン(wandern)です。ハイキングよりも長い距離をガッツリしっかり歩くのがドイツのヴァンデルンクではないかなと思います。

滞在中2度目の日曜日はゲッティンゲン北部のニコラウスベルク(Nikolausberg)の高台からプレッセ城へヴァンダルンク してきました。

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歩きはじめてすぐに青々とした麦畑とその向こうにドイツの深い森。眼下には農道でもある遊歩道があり、静かな日曜の朝に散歩を楽しむ人たちがいました。

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森への入り口には、前回紹介したと同様な中世からの見張りの塔(Warte: ヴァルテ)があります。ニコラウスベルガー・ヴァルテ(Nikolausberger Warte)、あるいはリースヴァルテ(Rieswarte)と呼ばれています。

残念ながら柵が閉まり立ち入り禁止となっていますが、ベンチが置かれており、散歩やヴァンデルンクの休憩にはうってつけの場所になっています。保温ポットにコーヒーを淹れて、ここで飲んだらきっと美味しいでしょうね。

                 

森の中に足を踏み入れると、鳥があちこちで鳴いていました。ひんやりとした空気と鳥の鳴き声がとても心地よいですね。

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しばらく歩いていくと、森の中に行者ニンニクが一面に群生していました。

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行者ニンニクの白い花が咲いていました。日本語では行者のニンニクですが、ドイツ語ではBärlauch(ベアラオホ)といい、文字通り訳せば、熊ネギ。日本の行者がドイツでは熊に化けるというのがとても面白いですね。もちろん食べることができ、滞在中お世話になったお宅の奥様が森で摘んできた行者ニンニクで餃子を作ってくださいました。

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一部の木が伐採されている場所があり、眼下にライアースハウゼン(Reyershausen)という村とは畑と森と霞むハルツ山地(Harz)が広がり、素敵な木のベンチが置かれていました。ドイツは森であれ、麦畑の中であれ、至る所にベンチがあり、腰掛けて休憩できるのが嬉しいですね。

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2時間かけて歩き、たどり着いたプレッセ城もまた森の中にあります。ただひたすらに歩くだけのことがドイツではとても楽しいものです。

日本では森を歩くと言えば、それこそ山の中に分け入ってアップダウンのきつい山道を登るようなものですが、ドイツは森の中にも遊歩道が整備され、あちこちにベンチが設置されており、緑の中を歩くことが容易に楽しめます。ただ歩くという楽しみがドイツではとても身近にあるのです。

ニコラウスベルクとプレッセ城はドイツのここです。