今年春のドイツの旅では、滞在中3週間の日曜日ごとにハイキングを楽しみました。
第1週はヘッセン州北部のヴィッツェンハウゼン(Witzenhausen)、第2週はゲッティンゲンのニコラウスベルクからプレッセ城(Burgruine Plesse)への森の中をハイキングしました。そして第3週目は、旧東ドイツ、テューリンゲン州側のアイヒスフェルトにある「悪魔の説教台」へハイキングしました。「悪魔の説教台」は以前にも紹介しましたが、今年の旅で実に14年ぶりに訪れました。
いざ、森の中へと突き進み、「悪魔の説教台」へ向かって出発しますが、
振り返って西の方角には、中世の古城ハーンシュタイン城を望むことができます。
森の遊歩道は新緑がとてもキラキラと輝き、しっとりとした涼しい空気が心地よかったです。
木立が間からアイヒスフェルトの菜の花畑や森を見ることができる場所もありました。
目的地の「悪魔の説教台」へは、木の幹にペイントされたアルファベットのTを目印に歩みを進めましょう。T は Teufelskanzel(トイフェルスカンツェル)の頭文字なのでしょうね。トイフェルがドイツ語で悪魔で、カンツェルが説教台(壇)いう意味です。
悪魔の説教台(Teufelskanzel) への道はだんだんと細くなりゴロゴロとした岩も転がります。アップダウンも少々厳しくなりますが、先へと進みましょう。
スタートして30分あまりで目的地にたどり着きました。
「悪魔の説教台」とはこの巨岩です。伝説では、悪魔が運んできたものだと言われています。
悪魔の説教台はドイツのここにあります。