先日、ドイツ人の友人が来日。ハルツ山地のゴスラー(Goslar)出身の彼は昨年も地元のハルツ山地のスパイスのお酒をお土産に持ってきてくれましたが、今回も同じ蒸留所製の別のお酒を持ってきてくれました。
それが Klosterbrennerei Wöltingerode(クロースターブレネライ・ヴェルティンゲローデ)蒸留所のマルメロのリキュールです。
私もよく分からなかったのですが、マルメロ(ドイツ語ではQuitte)とはカリン(セイヨウカリン)です。
昨夜、食後酒としてマルメロのお酒を飲んでみることにしました。開栓前のボトルを見ても分かりますが、赤みの強い琥珀色がとてもきれいですね。香りはうっとりとするような甘いがします。口当たりはトロリして、女性が好みそうな甘い味のお酒です。
スパイスのお酒はアルコール度数が35%ありますが、マルメロのリキュールは度数が25%なので、だいぶ飲みやすくなっています。小さなグラスで少しずつ舐めるように味わうのがいいでしょう。
ドイツを旅される方はビールやワイン以外のお酒もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
クロースターブレネライのリキュールは運が良ければ、REALなどの大型スーパーマーケットのお酒売り場で購入することができます。
さて、マルメロのリキュールをお土産に持ってきてくれたドイツ人の友人が帰国したのですが、フライトの日に台風24号が日本列島を縦断、飛行機が飛ばずいろいろと苦労してドイツに帰っていきました。