ドイツのど真ん中にある大学都市ゲッティンゲンですが、ライン河やドナウ川、エルベ川のような大河が流れているわけではありません。
ただし旧市街の西側にライネ川(Leine)という川が流れており、ゲッティンゲンの旧市街へはライネ運河(Leinekanal)が引かれています。
今年春の旅では下流のライネ川の様子を撮影してきました。
ライネ川は南の方角からライネグラーベン(Leinegraben)という平地の、麦畑の中を流れてきました。決して大きな川ではありませんが、水量は豊かで、美しい景色でした。
鉄道橋の橋脚をくぐり、100kmほど北にあるニーダーザクセン州の州都、ハノーファー(Hannover)へとライネ川は流れていきます。
今年春のドイツ滞在の間に庭仕事のお手伝いをしたおじいさんが、
In Hannover an der Leine haben die Mädchen schöne Beine
ハノーファーのライネ川のほとり、娘たちはきれいな脚をしている
本当かどうかは分かりませんが、駄洒落のような詩の楽しい一節を教えてくれました。
ライネ川(Leine)と脚(Beine:バイネ)で韻を踏んでいますね。