国内海外を問わず世界遺産にはあまり興味がないのですが、今年春のドイツの旅で訪れたクヴェトリンブルク(Quedlinburg)は世界遺産の町です。
クヴェトリンブルクの砂岩の丘に建つ城と大聖堂はシュロスベルク(Schlossberg:城山)と呼ばれる、この町のシンボルであり、堂々と迫力があり、実に見事な建築です。
こちらの画像は、クヴェトリンブルクの市庁舎とマルクト広場。
クヴェトリンブルクはハルツ山地の北にあり、旧東ドイツにあり、現在はザクセン・アンハルト州の町です。
私がクヴェトリンブルクを訪れたのはこれで3度目ですが、初めて訪れた2000年代のはじめはまだまだ東ドイツ時代の名残りが町のあちこちに見られ、古色蒼然、タイムスリップしたような感覚に陥りました。10数年ぶりに訪れるてみると、だいぶきれいな町並みになっていました。石畳の路地も素敵です。
シュロスベルクの麓にあるカフェのオープンテラスもいい雰囲気でした。実はけっこうな斜面でみなさんコーヒーやお茶を飲んでいます。
お城と大聖堂が合体(?)あるいは同居する建築は実に壮大で華麗。世界遺産となるのも納得です。ただし、今年の春は屋根を一部修復していました。
シュロスベルクの丘に上がり、クヴェトリンブルクの町を眺めてみました。木組みの家々の赤い屋根の凹凸や傾斜の具合がとてもおもしろいです。
クヴェトリンブルクはドイツのここです。
クヴェトリンブルクのホームページには日本語版もありますので、こちらから。