前回に続き、今年春のドイツの旅で撮影した画像の中から、ドイツのど真ん中にあるアイヒスフェルト(Eichsfeld)という地域の南の方、オーバーアイヒスフェルト(Obereichsfeld)の風景をアップします。
ヘッセン州のエシュヴェーゲ(Eschwege)からテューリンゲン州のハイルバート・ハイリゲンシュタット(Heilbad-Heiligenstadt)へ向かう並木の街道。特にメルヘン街道のような名前もない街道です。この場所は昨年2017年の旅でも訪れ写真を撮りました。
緩やか峠を上りきると一面の麦畑が広がり、実に壮観で、写真を撮らずにはいられませんでした。昨年初夏の旅では麦が黄色く色づきはじめていましたが、今年は5月はじめ、麦が青々としていた頃です。
峠の頂上には小さな礼拝堂があり、とても心に残る場所でした。
昔の人たちはこの峠をのぼりきって、一休みしながらきっと神やキリスト、聖母マリアに旅の安全を祈ったのでしょう。
インターネットであれこれ調べてみたところ、この礼拝堂は日曜日だけ開けられるそうです。
このオーバーアイヒスフェルトの並木の街道は、ドイツのど真ん中を訪れるたびに定点観測的に写真を撮りたいポイントです。
オーバーアイヒスフェルトの並木の街道と礼拝堂は、ドイツのここにあります。