ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

アイヒスフェルトで動物たちと

昨年11月下旬から12月初旬のドイツの旅では、ゲッティンゲンからドゥーダーシュタット (Duderstadt)という町まで電動アシスト自転車で走ってみました

距離にして35キロ。その大部分が自動車専用道路ということもあり、車であれば、30分で着くところを、ドイツはeバイクと称する電動アシスト自転車が昨今ブーム、その電動アシスト自転車でドゥーダーシュタット行ってみようと思い立ちました。

途中、エーバーゲッツェン(Ebergötzen)という村までは自動車専用道路でもある連邦道27号(B27)のすぐ脇を並走する自転車道路を走りました。しかし、このエバゲッツェを過ぎると、ドゥーダシュタットへ向かう連邦道446号線(B446)へ道路は分岐し、自転車道路は牧草地や畑の中を走ります。

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この日は気温が1℃ほど。オランダ絵画のブリューゲルの絵に出てくるような冬枯れの寒々しい田園風景の中を凍えながらひたすら自転車を漕いでいました。

牧草地の中を走っていたので、当然牛をすでにたくさん見かけたのですが、上の画像を撮影していると、急に反対側に茂みからガサガサと音がして、

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3頭の野生の鹿がいきなり飛び出して、びっくり。私のすぐ目の前を飛び跳ねていきました。ドイツで野生の鹿を目撃したのは、これが初めて。慌てて鹿を撮影しました。

日本でもこのところ鹿が大量に繁殖して、車との衝突事故が起きているようですが、ドイツでも鹿と車の衝突はけっこうあるようです。無防備な自転車の私に当たらないでくれて、本当によかったです。

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自転車を先に進めると、黒と白い毛がミックスした羊たちにも出会い、一頭がじっとこちらを見つめていました。

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ゼーブルク湖(Seeburger See)という湖のほとりでは、馬が草を食んでいました。

寒く晴天にも恵まれない1日でしたが、道中動物たちを見れたのは、とても良い気晴らしでした。ただし、馬糞、牛糞、堆肥の臭いはかなり強烈でしたが。