ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

必見! ドイツの自動車博物館 7

ドイツのど真ん中の少し北にのアインベック(Einbeck)という町にある自動車と二輪車の博物館「PS.SPEICHER(ペーエス・シュパイヒャー)」を引き続き見ていきましょう。

前回、前々回は二輪車を紹介しましたが、再び自動車に戻ります。

PSシュパイヒャーはダイムラーBMWのようなドイツの大手自動車メーカーが運営する自動車博物館とは異なり、今や滅多に見られない、あるいは初めて目にする珍車が多数展示されています。そのほとんどが廃業したり、吸収されて、現在は存在しない自動車メーカーの車です。

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こちらは、北ドイツブレーメンで製造されたゴリアト・ピオニア(Goliath Pionier)という3輪の自動車です。ボディはどうやら木製で、合成皮革が貼られています。エンジンは単気筒2サイクルで、198ccと247ccの2種類のエンジンがあり、それぞれ最高時速が50km/hと55km/h。1931年から1934年までに4350台ほどが生産されたそうです。

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上の画像、右の車はご存知の方もたくさんいらっしゃることでしょう。BMWイゼッタ(BMW ISETTA)です。前から乗り込む車ですね。

左はドイツのクラインシュニットガーF125(Kleinschnittger F125)です。

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クラインシュニットガーF125を斜め前方よりアップで撮影しました。

Fは前輪駆動のFで、125はエンジンが125cc(実際は123cc)から。

1950年から1957年までに製造されました。デザインは当時にしてはなかなかカッコよく、現代でも通用するのではないでしょうか。二人乗りのロードスターですが、 実物の車を見てみるとものすごく小さく、ゴーカートを一回り大きくした感じです。戦争に負けて貧しくなってもドイツ人は颯爽とスポーツカーに乗りかかったのでしょうね。

クラインシュニットガーの車は、必見!ドイツの自動車博物館 2でも紹介しています。

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パステルグリーンの丸くて可愛いスタイルの車は、フルダモビールS-7(Fuldamobil S-7)

画像では分かりにくいのですが、前2輪・後1輪の3輪自動車(4輪のタイプもあったようです)。エンジンは191ccの10馬力で、最高時速は80km/h。1957年から1965年に製造されました。フルダモビールの珍車N-2は必見!ドイツの自動車博物館 3にすでにアップしていますね。

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そして、イゼッタとよく似た卵型の車がBMW600。イゼッタと同じく前から乗る込む車ですね。イゼッタはこれまでに何度か見たことがありましたが、BMW600を見たのはこれが初めてでした。4人乗りでエンジンが585cc。1957年から1959年に生産されました。

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同じく前から乗り込むタイプの車として展示されていたのが、ドイツ、ニュルンベルクツュンダップ・ヤヌス(Zündapp Janus)。実は、この時気づかなかったのですが、このヤヌスという車は、後ろにもドアがついており、後ろからも乗り込み、運転席と後部座席が背中合わせになっているということをこのブログを書くに当たっていろいろ調べるうちに知りました。2つの顔を持つローマ神話の神ヤヌスが車名の由来となっているのも納得できますね。横から見るとそのフォルムがほぼ対称になっています。1957年から1958年にかけて生産されました。

そうそう見ることのできない車がアインベックのPSシュパイヒャーにはたくさん展示されています。

PSシュパイヒャーはドイツのここにあります。

     

月曜日休館。入館料は大人14ユーロ。ホームページはこちらをご覧ください。
PSシュパイヒャーへの行き方はゲッティンゲン駅から鉄道でアインベック・ミッテ(Einbeck Mitte)まで行き、徒歩約15分。