無事にドイツに着きました。ゴールデンウィークの10連休と夏休みの谷間ということなのか、機内はかなり空いており、窓際の3列の席を一人で使うことができました。脚を完全に伸ばせないまでも横になって眠れたので、かなり楽なフライトとなりとてもラッキーでした。
この頃はフランクフルト空港の長距離列車駅から乗り換えなしでゲッティンゲンまで高速鉄道のICE(インターシティーエクスプレス)で行くこともできるのですが、この日はフランクフルト中央駅でICEを乗り換え。重たいスーツケースを引っ張ってプラットフォームを移動するのは大変ですが、フランクフルト中央駅はとても感慨深い駅です。
私が初めてドイツを旅した1990年代の初頭からしばらくフランクフルト空港に長距離列車用の駅はなく、まずは地下鉄や近郊列車(Sバーン)でフランクフルトの中央駅に出なければなりませんでした。いわば、フランクフルト中央駅がドイツの旅のスタート地点とも言える場所だったのです。
そして、かまぼこ型のホームの屋根が「アルプスの少女ハイジ」でハイジがデーテ叔母さんに騙されてフランクフルトに連れられてきたシーンと基本的に同じなのにもちょっと感動しますね。
フランクフルト中央駅からハンブルク・アルトナ行きのICEに乗り、昨夜8時にゲッティンゲンに到着。しかし、まだまだギンギンに明るい6月のドイツの夜でした。