ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

英雄城からの眺め

イメージ 1
昨年2019年冬の旅で訪れた英雄の城に今年も再び行ってみました。
昨冬はどんよりとした曇りで暗い背景の写真しか撮れませんでしたが、今年は初夏の青空に恵まれました。
城は、ゲッティンゲンの北約30キロにあるアインベック(Einbeck)という町のザルツデアヘルデン(Salzderhelden)という地区にあります。このザルツデアヘルデン、とても変わった地名で、「英雄の塩」という意味。城もザルツデアヘルデン城(Burgruine Salzderhelden)と言いますが、ヘルデン城(Heldenburg)とも呼ばれ、これは文字通り英雄城という意味になります。
 
イメージ 2
この日は、ビールの町アインベックやその少し先にある古城などを回り、遅めの昼食を摂ろうとザルツデアヘルデンに立ち寄りました。
城の立つ丘の一角にはレストラン(一番上の画像、門の先の左の建物)があり、昨年の冬にはグリュンコール(ケール)の煮込みと「脳みそのソーセージを食べました。とても美味しい上にボリュームがあったので、今年も寄ったという次第。
今年はノンアルビールとスープと焼きソーセージを頼みました。ソーセージは料理人が焦げつかないように丁寧に焼いてくれて絶品。
イメージ 3
レストランにはテラス席もあり、この日は平日ですが、近くの高齢者の皆さんが多く詰め掛けていました。ソーセージを食べ終え、勘定を済ませてから邪魔にならないように写真を撮影。
上の画像はザルツデアヘルデンの街並みとアインベック近郊の風景です。オレンジ色の屋根瓦の木組みの家とぽっこりと隆起する丘、木々の緑、青空と白い雲がとても心地よい眺めでした。
ヘルデン城はドイツのここにあります。  
     
 
また、ゲッティンゲンから電車一本で行けるもっとも行きやすい古城です。
ヘルデン城への行き方は、ゲッティンゲンからハノーファー方面へのローカル列車(RB)に乗り、アインベック・ザルツデアヘルデン(Einbeck-Salzderhelden)で下車。徒歩5分。
また、ザルツデアヘルデンはビールのふるさとアインベックの町の一部なので、合わせて観光するのもおすすめです。