ドイツのど真ん中!

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アインベックのマスタードスープ 改良版

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新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛がずっと続いていますが、アインベックのマスタードスープ(Einbecker Senfsuppe)を改めて作りました。作るからには前回よりも美味しくしようとあれこれ試みました。

そのために、今回は材料のセロリと長ネギをフードプロセッサーにかけて、舌触りをよくします。

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そして今回はレシピどおりに、玉ねぎではなくエシャロットを使いました。エシャロットをみじん切りにし、フードプロセッサーにかけたセロリ とネギと一緒にオリーブオイルで炒めます。

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野菜に火が通ったら、マスタードと塩、胡椒、砂糖を加えて5分ほど炒めます。そして、小麦粉を粉ふるいにかけてまぶしていきます。それから3回に分けて白ワインで伸ばしていきます。

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さらに水1リットルと野菜ブイヨンを加えて、半分くらいの量になるまで煮詰めていきます。

前回はカロリーを気にして植物性脂肪も入っているクリームを使いましたが、今回はより濃厚になるように100%乳製品の生クリームを加えて、20分コトコト火にかけます。最後に塩や胡椒、砂糖、マスタードで好みに味になるように調整します。

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前回はサワークリームを浮かべましたが、今回はバターをひとかけ落とします。

また、クルトンと刻んだパセリをのせます。そして、レモンを絞って味を引き締めます。

セロリと長ネギをペースト状にしたおかげで滑らか、乳製品の生クリームにしたことでグッと深みが増しました。前回のマスタード スープよりもだいぶ美味しくなりました。

コロナウイルスへの緊急事態宣言が延長されて、外出自粛もまだまだ続きそうです。家にいてこんな変わったドイツ料理を作ってみるのもいいかもしれませんね。

マスタードのスープはアインベックだけでなく、デュッセルドルフなどにもあるようなので、外出自粛のこの時期に作ってみようと思います。