2017-01-01から1年間の記事一覧
一昨年、2016年の1月末から2月の上旬にかけて、9年ぶりに旅したことをきっかけにこのブログをはじめました。 今年、2017年は、6月末から7月の中旬の2週間に再びドイツを訪れ、とりわけドイツのど真ん中、ゲッティンゲンに滞在しました。 ドイツに在住してい…
11月にミュンヘン在住の知人が日本に一時帰国し、ダルマイヤー(Dallmayr)のコーヒーを頂きましたが、ミュンヘンのバウムクーヘンも頂いたのでした。 クロイツカム(Kreuzkamm)というケーキ屋さん兼カフェの物です。 私はドイツのど真ん中に長く暮らしてい…
先週ドイツのど真ん中にあるドゥーダーシュタット(Duderstadt)在住の友人でからメールが届き、ご覧の雪景色の画像が添付されていました。 この画像はアクセル本人が撮影したものではなく、彼の知人が撮影したものだそうです。ドゥーダーシュタットの旧市街…
今年のクリスマスシーズンはありがたいことにあちこちから頂き物をしてもらい、おやつの時間に困らずにいます。先週末、ドイツから送っていただいた本場ドレスデンのシュトレンを開封して、食べてみました。 1センチほどの厚さにスライス。レーズンをはじめ…
先週、夏のドイツ滞在で2週間お世話になったお宅の奥様からシュトレンとレープクーヘンを送っていただきました。レープクーヘンの方をさっそく頂いています。 このレープクーヘン(Lebkuchen)、クーヘン(Kuchen)つまりケーキと名前についているのですが、…
先週末、ドイツから美味しそうなクリスマスプレゼントが届きました。 今年の夏に、ドイツのど真ん中のゲッティンゲンで2週間お世話になったお宅の奥様がドイツのクリスマス用のフルーツケーキ「シュトレン(Stollen)」とレープクーヘン(Lebkuchen)を送っ…
ミュンヘン在住の知人が日本に一時帰国。 お土産に頂いたのが、ミュンヘンのダルマイヤー(Dallmayr)のコーヒーでした。 ミュンヘン市内のダルマイヤー本店で、グアテマラ高地のサン・セバスチャン(San Sebastian)という農園産のコーヒー豆を挽いてもらっ…
今年5月に、19世紀や20世紀初頭のデンマークの古い歌を集めたCDをデンマークの唱歌 夏として紹介しました。 夏のアルバムがあるならば、冬のアルバムもあります。タイトルは、『SÅ STILLE SOM SNE』(雪のように静かに)です。歌っているのは、同じくアンヌ…
我が国、日本には滋養強壮に良い薬用酒があります。 テレビCMで宣伝している赤いラベルのお酒です。 ドイツにも滋養強壮ではないのですが、似たようなお酒があります。 薬草のリキュールで、代表的なものはカーレースのスポンサーにもなっているイエーガー…
そんなのどっちでもいいじゃん!と言われてしまうようなことなのですが、ドイツ語を勉強したことのある人ならば、「シュトーレンではなくシュトレン、バームではなくバウムだよ!」と言いたくなることはありませんか? クリスマスが近づくこの頃、日本でもシ…
前回のブログ、ハルツ山地のゴスラー (Goslar)という町で一緒にジビエ料理を食べたゴスラー出身でブレーメン在住のドイツ人の友人が10月から11月にかけて来日。 東京都内で再会した際にお土産に持ってきてくれたのが、ゴスラーにある「クロースターブレネ…
今年の6月末から7月中旬のドイツのど真ん中滞在では、少し足を伸ばしてハルツ山地へ出かけてみました。 その日は、ハルツ山地のゴスラーという町の出身でブレーメンに住む友人が、ゴスラーの実家に帰省しており、ゴスラー駅で落ちあいました。 ホテルにチ…
今回ご紹介するグルメは、ドイツに限ったものではなく、ヨーロッパであればどこでも簡単に手に入ります。また日本で買うこともできます。 それはキイチゴ (ドイツ語ではHimbeere: ヒムベアー)、英語でいうラズベリー(Raspberry)のジャムです。 このキイチ…
ドイツのど真ん中、アイヒスフェルト (Eichsfeld) という地域の最北部、ハルツ山地がすぐそこまで迫るルームシュプリンゲ(Ruhmspringe)という村には、森に囲まれた神秘的な色をした泉があります。 泉の名前はルーメクヴェレ(Ruhmequelle)といい、ヨーロ…
昨夜、外国にあるデタメラな寿司屋や武道教室にその道の第一人者を潜入させ、ちゃんとした寿司や武道を伝授する、というテレビ番組をやっていました。 潜入先の寿司屋や武道教室のオーナーは専門的に修行をしたこともなければ、知り合いの日本人からちょっと…
今日は「ドイツ統一の日」のでドイツは祝日です。 あるドイツ映画について書こうと思います。 その映画とは「善き人のためのソナタ(原題:Das Leben der Anderen)」です。すでにご覧になった方も多くいることでしょう。 今から10年ほど前の作品で、ドイツ…
私には時々、無性に聞きたくなるドイツ語の歌があります。 ヘルベルト・グレーネマイヤー(Herbert Grönemeyer)というドイツの男性ロックシンガーの"Der Weg"と"Demo (Letzter Tag)" という歌です。 グレーネマイヤーは俳優としても活動しており、ドイツの…
今年7月の前半にドイツを旅し、レンタカーを借りて、ドイツのど真ん中にあるアイヒスフェルトとハルツ山地をドライブし、とうとう長年探していた日本庭園にたどり着くことができました。 この日本庭園は、旧東ドイツ側のテューリンゲン州のライネフェルデ・…
ドイツの食べ物と言って真っ先に思いつくのが、このブログでも紹介したソーセージなのですが、ドイツのソウルフードは何かと問われれば、私はエンドウ豆のスープ(Erbsensuppe: エアプセンズッペ)ではないかと思います。 エンドウ豆のスープをはじめて食べた…
ドイツにはライン河、ドナウ川、エルベ川といった大河が流れています。 私も昔、2か月ほどライン河のほとりにある小さな町で生活したことがあり、毎日のように滔々と流れるライン河を眺めに行ったものです。 しかし、ドイツのど真ん中にはそういった大きな…
前回ご紹介した古城の廃墟、ハーデンベルク城のふもとには蒸留所があります。 古城も蒸留所もハーデンベルク伯爵家という貴族が所有し、蒸留所で蒸留されたお酒もハーデンベルク (HARDENBERG)というブランドで販売されています。 蒸留所内にある売店でベビ…
今夏のドイツ滞在での(私個人の)感動を矢継ぎ早にブログにアップしてきましたが、9月に入り少しそのペースを落とすことにしました。 今回も前回に続き、ゲッティンゲンから公共交通機関で行ける古城をご紹介します。 そのお城は、前回のプレッセ城からそ…
このブログでは、これまで8月の最初の週末に中世祭りを開催するハーンシュタイン城と古城ユースホステルのルートヴィヒシュタイン城を紹介してきました。しかし、ドイツのど真ん中の拠点となるゲッティンゲンから少々遠く、鉄道やバスで行くのも不便な場所…
緑の色のガラス瓶のアインベッカーのピルスナー 去年の2月からドイツのど真ん中に関するブログを書いてきたのですが、ビールについてはこれまで一度も取り上げてきませんでした。実は、ドイツのど真ん中にも美味しいビールがあります。ゲッティンゲンから30…
ドイツのど真ん中、アイヒスフェルト(Eichsfeld)という地域の中心的な町ドゥーダーシュタット(Duderstadt)には、木組みの家と呼ばれる古い家や建物が600棟以上も建っています。中には、14世紀から建っている家もそこここに見かけます。 中には、こんなに…
ドイツのど真ん中、アイヒスフェルト(Eichsfeld) という地域には、再統一前の東西ドイツの国境がありました。かつてぼ東ドイツ側の国境検問所が現在、国境地帯博物館になっています。そして、すぐ近くには旧国境があり、国境線に沿って丘を登ることができ…
今年7月に12年ぶりに再訪したアイヒスフェルト国境地帯博物館(Grenzlandmuseum Eichsfeld)は、以前は建物の中にカフェテリアなど飲食できるスペースがありませんでした。 その昔ここは東西ドイツの国境。民家のある村や集落からもはなれており、近くにお…
アイヒスフェルト国境地帯博物館(Grenzlandmuseum Eichsfeld)はベルリンの壁崩前後からドイツの再統一の時期の資料を見学できるだけでなく、当時の東西ドイツの国境に沿って歩くことができます。 画像では、親子が東ドイツ側から西ドイツ側へサイクリング…
アイヒスフェルト国境地帯博物館のメインの建物を出て、野外や別棟にある歴史的な資料を見学することができます。 ドイツが再統一される前の、トラバント、ヴァルトブルクといった旧東ドイツ製の自動車が展示されています。画像では見切れていますが、西ドイ…
この7月にドイツのど真ん中を訪れ、12年ぶりにアイヒスフェルト国境地帯博物館(Grenzlandmuseum Eichsfeld)を再訪しました。 昨年2月にもドイツを旅しましたが、この時は最寄りのドゥーダーシュタット(Duderstadt)に1泊するのみで、国境地帯博物館まで足…