ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

ソーセージにはドイツのマスタードで

赤いチューブのライオン印、「レーヴェンゼンフ」マスタード

先月、5月のゴールデンウィークに来日したドイツ人の方にお願いして、ドイツのマスタードを買ってきてもらいました。このドイツ人の方には、前々回のブログで紹介したザウアーラント地方のモミの若葉のお酒もいただきました。 

わざわざマスタードを買ってきてもらったのは、日本国内ではドイツ産のマスタードがなかなか手に入らないのと、ドイツかぶれとしてはソーセージや肉料理にはドイツのマスタードをつけて食べたくなってしまうからです。

コロナ禍の前、ドイツに毎年のように出かけていた頃には必ず日本の自宅用にドイツのマスタードを買ってきていたものです。2019年の旅では、アインベック(Einbeck)アインベッカー・ゼンフミューレ(Einbecker Senfmühle)でマスタードを買い、帰国後にマスタードのスープを作ってみました。

しかしコロナ前に買ったそのマスタードも最近とうとうなくなってしまい、来日するドイツ人の方に買ってきてもらったという次第です。

さて、今回買ってきてもらったのは赤いチューブ入りで、ライオンが目印のレーヴェンゼンフ(Löwensenf)のエクストラ・シャーフ(EXTRA Scharf)。レーヴェンゼンフとは日本語に訳すとライオン・マスタード、獅子印の芥子ということになりますね。そしてエクストラ・シャーフは大辛ということなのですが、和芥子のように辛くありません。むしろその酸味がくせになります。

国内メーカーのソーセージをレーヴェンゼンフのマスタード

ドイツのマスタードにはドイツ産のソーセージといきたいところですが、現在ドイツから日本へのハム・ソーセージの輸入がアフリカ豚熱への水際対策のために停止されています。なので、近所のスーパーの特売で買ったプリマハムの香薫でいただきました。プリマの香薫は国内他メーカー製のドイツ風の名前がついた某ソーセージよりも燻製の香りを強くて、私の好みです。酸味の強いレーヴェンゼンフともよくマッチします。ドイツのソーセージならば、もっと肉肉しい味でしょうが、プリマの香薫もドイツのマスタードで十分に美味しくいただきました。

ウクライナ戦争や物価高、円安でドイツに行くのを二の足を踏んでいますが、あれこれドイツの物を手に入れて、ドイツのことを思い出しています。