ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

コロナ禍の一年、ドイツのど真ん中に思いを馳せる

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アイヒスフェルトのエスプリンゲローデ付近の風景

コロナ禍の1年で、今年はどうやらドイツに行くことができそうもありません。外務省の海外安全ホームページをチェックしてみると、ドイツは依然として渡航中止が勧告されています。事実、ドイツのど真ん中のゲッティンゲンのあるニーダーザクセン州では先週かつてないほどの新型コロナウイルスの感染者が出てしまったとゲッティンゲンの新聞で報道されていました。

一年のうち2週間ほどをドイツのど真ん中で過ごすことで精神の安定を保っているようなところがある私は、ドイツで見た風景や食べた物、ふれ合った人たちとの楽しい思い出に浸ることで一年の残り半分を乗り越えていますので、ドイツに行けない今年はそろそろ心が苦しくなってきている頃です。

仕方がなしにこれまでに撮りためたドイツのど真ん中の写真を眺めていたところ、上の画像が目に止まりました。正確な場所は忘れてしまいましたが、おそらくはアイヒスフェルト(Eichsfeld)と呼ばれる地域にあるエスプリンゲローデ(Espringerode)という村の付近で撮影した風景です。緑の畑の中にぽつんと建つ1軒の赤い瓦屋根の納屋がいかにもドイツ的です。なだらかな丘の向こうに霞む山並みは魔女や悪魔が棲むというハルツ山地(Harz)。私の大好きな風景です。

またこの広々とした風景を見に行けるようになるといいのですが。