先月6月のドイツ2019初夏の旅ですが、ドイツのど真ん中の麦畑は黄色く色づきはじめ、麦秋を迎えようとしていました。
ゲッティンゲンの北東にあるカトレンブルク・リンダウ(Katlenburg-Lindau)の麦畑。稲とはちがい、頭の垂れることない麦の穂は軽やかに風にたなびきます。丘の上にはカトレンブルク城。その向こうにはハルツ山地(Harz)が見えます。
ゲッティンゲン北部のニコラウスベルク(Nikolausberg)では、6月上旬にすでに麦が刈り取られていました。麦藁は大きなロールにまとめられ、トラクターに積まれています。このように早く刈られるのは、小麦の原種スペルト小麦なのだろうかと思いました。スペルト小麦は独特な味わいのある麦です。
私の大好きなドイツの定点観測ポイント。東ドイツ、テューリンゲン州側のアイヒスフェルト(Eichsfeld)の麦畑も色づいていました。7月今頃、麦畑はさらに色づいて、あるいは刈り取られている頃でしょうか。
今年のドイツの旅では、黄金色の小麦畑を見ることができて何より嬉しかったです。