ドイツの有力週刊誌『デア・シュピーゲル(DER SPIEGEL)』に先日掲載されていたのですが、ドイツの連邦経済エネルギー省が管轄する海外にある外郭団体がヤバいんです。
敢えてこの団体の名称はあげませんが、ドイツ語のできる方やドイツ関連のブログをやっている方ならば、どの団体のことかご理解いただけることでしょう。
『シュピーゲル』の記事は有料なので、差し当たり見出しとリード文しか読めませんが、ドイツの連邦経済エネルギー省がこの外郭団体の歪な経営に警告を出しているとのことです。この外郭団体の幹部職員が私服を肥やし、これまでに即時解雇や刑事訴追にまで発展しています。
とても気になる記事だったので、『シュピーゲル』のインターネット版を購読しました。それによると、韓国、インド、アルジェリア、イラン、ペルーなどでこの外郭団体の幹部職員らによる着服や横領、不正支出や経理の改竄などのスキャンダルが発覚しています。ドイツ本国から目の届かない海外の外郭団体が不正の温床になっているようです。
この外郭団体ですが、日本にも事務所があり、このブログでは2年前にそこでのパワハラについて書いています。
東京のドイツコミュニティーでは、このドイツ経済エネルギー省の外郭団体についてあまり良い話は聞こえてきません。ドイツ人の幹部職員が人間的にかなりヤバい人たちという評判です。