ドイツのど真ん中のゲッティンゲンの西にゾリング(Solling)という山塊があり、その南の端にウスラー(Uslar)という小さな町があります。人口は1万4千人ほど。このウスラーの中世の市庁舎が上の画像の通り、何とも素朴で味わいのある建物なのです。ドイツの市庁舎と言えば都市の顔であり、ハンブルクやミュンヘンの壮麗で立派な建物が代表的ですが、ウスラーの旧市庁舎は村役場か集会所といった趣きですね。
ドイツ語でFachwerg(ファッハヴェルク)と呼ばれる木組み様式の建物で、時計台のようになっています。現在は観光案内所が入っているようです。
この日の天気は雲が多く、いつか青い空を背景にこの市庁舎の写真を撮りたいに訪れたいものです。
またウスラーの町には、ベルクブロイ(Bergbräu)というビールの醸造所があり、コロナ禍が収まりまたドイツのど真ん中に行けるようになったら、このビールをご紹介したいものです。