ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

シトロエンHトラックのキッチンカー

コロナ禍でまだまだドイツに行けない日々が続いているので、過去に撮影した写真からブログを書きます。

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5月最初の週末、ドゥダーシュタットでのガルテンマルクの風景(2018年5月撮影)

2018年の春にドイツのど真ん中を滞在した折、5月最初の週末にアイヒスフェルト(Eichsfel)地方のドゥーダーシュタット(Duderstadt)ではガルテンマルクト(Gartenmarkt)という植物の苗や鉢植えなどを売り買いする市が開かれていました。

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シトロエンのタイプHのデザインは傑作のデザイン(2018年5月撮影)

中世の城壁に囲まれた旧市街の歩行者天国には、植物の苗を売る業者以外にも食べ物の屋台が店を出しており、市庁舎前には日本では滅多にお目にかかれない、レトロなシトロンのタイプH(通称:Hトラック)のキッチンカーが止まっていました。このシトロエンのキッチンカーですが、自家焙煎のコーヒー豆や粉を販売しており、コーヒーを飲むこともできました。この日の私は町で写真を撮影に忙しく、不意に目に止まったシトロエンHトラックの直線的な見事な造形にシャッターを押すことに夢中になり、コーヒーを試すを忘れてしまいました。車体左側の側面を跳ね上げて庇にすることができ、キッチンカーとしてはとても機能的ですね。

今頃になってこのシトロエンのHトラックのことがとても気になり、よくよく調べてみるとハルツ山地バート・ラウターベルク(Bad Lauterberg im Harz)の町にあるシュニッベ(Schnibbe)という自家焙煎所の車であることが分かりました。どうやらバート・ラウターベルクにはカフェもあるようなのです。

バート・ラウターベルクの町は以前紹介したダム湖オーバーシュタウゼー(Oberstausee)のすぐ近くにあり、私はこれまでハルツ山地に向かう途中で何度も通り過ぎていた町でした。

そしてシュニッベのコーヒーはドイツでの受賞歴もあるようなので、コロナ禍が落ち着きまたドイツに行けるようになったら、ぜひバー・ラウターベルクのカフェに美味しいコーヒーを飲みに行ってみたいと思います。シトロエンのHトラックのキッチンカーをきっかけに次回の旅の課題ができました。

バート・ラウターベルクはドイツのここにあります。