これまで私はドイツに行くたびに大好物のヒムベアー(Himbeere: キイチゴ、ラズベリー)のジャムを買ってきたのですが、コロナ禍の2年間ドイツ産のヒムベアージャムとはご無沙汰です。
しかし、先日オーストリア産のヒムベアージャムを都内の百貨店で比較的手頃な値段で買うことができました。チロル地方のダルボ(Darbo)というメーカーの商品でした。初めて知るブランドです。ドイツでも見たことがありません。ドイツ語圏の大国ドイツの市場に小国オーストリアの商品はなかなか食い込むことができないのかもしれませんね。
久しぶりのヒムベアーの食べてみルことにしました。ヒムベアーのジャムは食パンよりも酸味のライ麦のパンがよりマッチするように私は思います。
紀ノ国屋のベーカリーで買ってきたフィンランドスタイルのライ麦パン「ハパン・ルイス・ヴッカ」にジャムを塗りました。ライ麦の酸味を追いかけるヒムベアーの後味の酸っぱさがとても美味しいです。
もう1枚のライ麦パンにはデンマークのアーラ(Arla)のクリームチーズを塗り、その上にヒムベアージャムをのせました。ライ麦、クリームチーズ、ヒムベアーの三重奏も美味しい組み合わせだと思います。
ロシアによるウクライナ侵攻で物価高や円安になり、ドイツやヨーロッパにはまだまだ行けそうもありませんが、朝食でヨーロッパ旅行を楽しんでいます。
ヒムベアー以外に日本では珍しいリンゴンベリー、ドイツ語ではプライゼルベアー(Preiselbeere:コケモモ)のジャムも買えたので、いずれ北欧風にミートボールなどの肉料理に合わせてみたいと思っています。とても楽しみです。