ドイツのど真ん中!

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ザウアーラントのモミの木のお酒 タンネンシュピッツ

ザウアーラントのお酒をいただきました

このゴールデンウィークに来日したドイツ人の方からお土産にお酒をいただきました。

可愛い100ml入りのベビーボトルで、ザウアーラント(Sauerland)地方で蒸留されているタンネンシュピッツ(Tannnenspitz)というお酒です。日本語に訳すとモミの梢とでもなるでしょうか。

残念ながら醸造元の公式のホームページはなく、フェイスブックしかないので、このお酒の製造方などについての詳しい説明はないのですが、その名のとおりモミの木の新芽を蒸留酒に漬け込んで作られるようです。チロルやアルプス地方でもモミの木の新芽を使ったお酒が飲まれているようですね。

モミの新芽の蒸留酒を食後にいただきました

先日、食後酒としてこのタンネンシュピッツを飲んでみました。モミの新芽のお酒を飲むのは初めてです。これまで紹介してきたハルツ山地のスパイスの蒸留酒マルメロの蒸留酒のような甘さではなく、すっきりとした控えめの甘い味がします。そして爽やかな香りが胃の腑から立ち上がってくるのです。これがモミの新芽の香りなのでしょうね。タンネンシュピッツを一度で好きになってしまいました。

インターネットであれこれ調べてみると、タンネンシュピッツの醸造元はザウアーラントにある古城ホテルも経営しているようです。ザウアーラントにはこれまで行ったことがありませんが、俄然興味が湧いてきました。

ドイツの酒といえば、ビールやワインですが、まだまだ知らない美味しいお酒があるものです。そうしたお酒に出会うのも楽しいものですね。