ゲッティンゲンの地中に埋まっていた第2次世界大戦中の不発弾5発は先週の土曜日に爆破処理されました。上のリンクからNDR（北ドイツ放送）による不発弾処理のレポートの動画を見ることができます。
怪我人もなく、目立った被害もないとのことですが、周囲に影響が出ないようにと爆破処理の現場を囲った貨物用コンテナは爆破の威力により凹んだり、斜めになっていました。
爆破処理は7月30日、土曜日の21時30分頃に5発ほぼ同時に行われました。NDRの動画では数キロ離れた地点でもはっきりと聞こえる爆発音が録音されています。
爆破処理から２時間後に避難していた住民は帰宅することを許されたとのことですが、深夜の帰宅とはとんだ週末になったことでしょう。心身ともに疲れたことでしょう。
前回のブログに書いたとおり、ゲッティンゲン駅の西側の地区には敗戦前まで飛行場があり、空襲の標的となりました。まだ80カ所に不発弾が埋まったままになっていると言われており、引き続きその捜索が行われるとのことです。不発弾が見つかるたびに住民は自宅を離れて避難を繰り返さなけれなならないということですね。本当にお気の毒です。
