ドイツのど真ん中!

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ゲッティンゲンで再び不発弾処理されます

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明日3月25日、ドイツのど真ん中のゲッティンゲンで第二次世界大戦中の不発弾が処理されます。ゲッティンゲンでの不発弾処理は2021年の1月末と10月上旬、2022年の7月末にも行われており、この3年間で4度目です。前回は5発の不発弾が爆破処理されましたが、明日は3発の爆弾の捜索が行われ、信管を外すか、爆破処理される模様です。

不発弾が埋まっている場所付近に住む住民9千人が明日の午前6時までに自宅を退去し、避難を完了させておかなければなりません。従わない人には最高5千ユーロ(約70万円)の罰金が課せられるそうです。

実際には、今日の夕方から親戚や友人宅に泊まるとか、ホテルに宿泊する形で避難をする住民もいることでしょう。友人や親戚を頼れない住民のために、新市庁舎近くのギムナジウムに臨時の避難所が設けられ、早朝の5時頃からシャトルバスを走らせるとこのことです。

明日、不発弾処理が行われるのは、昨年7月と一昨年2021年と同じくゲッティンゲンの西部、ヴェストシュタット(Weststadt)という地区。たびたび不発弾が見つかるのは、第二次大戦中にこの辺りに飛行場があり、爆撃されたためです。しかも不発弾はまだかなりの数が地中に埋まっているらしいのです。

しかし、今の時代にこの地区に住む人にしてみれば、今後も毎年あるいは半年ごとに避難せねばならず、いろいろと大変な思いをせねばなりません。無事に不発弾が処理されることを願います。