新型コロナの水際対策が緩和されて、ドイツ在住の知人が日本に帰国したり、ドイツ人のビジネスマンが来日されたりで、いろいろとお土産をいただき、ブログにそれらをアップするのが続いています。
今回は、ミュンヘンに在住のドイツ人から頂いた高級食材で有名な、ケーファー(Käfer)の「塗るフルーツ プラム(Fruchtaufstrich Zwetschgen)」をご紹介します。
私も初めて食べる「塗るフルーツ」ですが、以前紹介した「塗るソーセージ」と同様にパンに塗って食べてみました。どろっとした粘り気はなく、ジャムよりも少しゆるく、さらっとしたソースに近い感じになっています。しかしプラムの果肉がゴロゴロとたくさん入っています。デリカテッセンのケーファーらしく甘すぎず上品な味に仕上がっています。プラムの香りもしっかり残っています。
余談になりますが、プラムをドイツ語でツヴェッチゲン(Zwetschgen)といいます。私がドイツ語を勉強しはじめた頃、ドイツ人の先生がツヴェチゲンは最も美しい響きのするドイツ語だと言っていたものです。私もいかにもドイツ語的な響きのする単語だと賛成します。
別の日には、上下半分に割ったマフィンの一方にプラムの塗るフルーツを、もう一方にデンマークのアーラ(Arla)社のクリームチーズを塗っていただきました。クリームチーズの上にプラムの塗るフルーツをのせても美味しいです。パンに塗る物の選択肢が増えると、朝食も今日は何を塗ろうかと楽しくなります。
前々回のブログでミュンヘンのクグロフを紹介しましたが、ミュンヘンという町はつくづくドイツにおける美食の都だなぁと感心している次第です。