ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

ドイツのど真ん中の水辺 2 ~ ルーメクヴェレ

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ドイツのど真ん中、アイヒスフェルト (Eichsfeld) という地域の最北部、ハルツ山地がすぐそこまで迫るルームシュプリンゲ(Ruhmspringe)という村には、森に囲まれた神秘的な色をした泉があります。

泉の名前はルーメクヴェレ(Ruhmequelle)といい、ヨーロッパでも最大のカルスト泉だといわれています。

地学は全くの門外漢なのですが、石灰岩など水に浸食されやすい岩から地下水が湧き出したのがカルスト泉のようです。

画像に見える水面の白っぽさは石灰の成分なのかもしれませんね。

水量も豊富で、毎秒2500リットルが湧き出でて、ルーメ(Ruhme)という川に注いでいます。ルーメ川の泉(ドイツ語でクヴェレ:Quelle)だから、ルーメクヴェレということになります。

長さ30メートル、幅の20メートルの泉の周りには遊歩道が整備されており、ご覧のように突き出た露台から水面を観察することができます。

この日は大雨が降り、ハルツ山地からゲッティンゲンに戻る途中、いくらか小降りになったのを見計らってルーメクヴェレに立ち寄り、取り急ぎ写真を撮りました。晴れた日であったならば、もっと神秘的な、青とも緑ともい神秘的なえないをしていたことでしょう。次回の滞在では、ぜひ晴れた日にこの神秘の泉を撮影したいものです。

ルーメクヴェレへの行き方は、ゲッティンゲン駅前のバスターミナル (ZOB)から170番のバスでドゥーダシュタットのバスターミナル (Duderstadt ZOB) まで行き、162番のギーボルデハウゼン (Gieboldehausen) 行きバスに乗り換え、ルームシュプリンゲ・ミューレンブリュッケ(Ruhmspringe Mühlenbrücke)で下車。徒歩で約20分。

泉の近くには売店もあります。