ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

ドイツのど真ん中で古城巡り6 ルートヴィヒシュタイン城

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春のドイツの旅で、ヘッセン州の北にあるベアレプシュ城を訪れ、昼食を摂ってからヴェラ川(Werra)沿いにレンタカーを南西へと走らせました。

小1時間で麦畑の丘の上に立つルートヴィヒシュタイン城(Jugendburg Ludwigstein)に着きました。この城は以前「古城に泊まろう」でも紹介した、泊まれるドイツの古城です。

ルートヴィヒシュタイン城に来る直前までいたベアレプシュ城も宿泊はできるのですが、貴族が所有するお城ということもあり、宿泊費はかなり高めで、ロマンティックな貴族の生活の生活を体験してみたい方にはおすすめしますが、ルートヴィヒシュタイン城はもっと気軽に手軽な値段で泊まれるお城です。

というのも、このルートヴィヒシュタイン城は“Jugendburg(ユーゲントブルク:若者の城)”という古城を使った青少年向けの宿泊可能な研修施設。ドイツ版の「少年自然の家」といった感じでしょうか。中世の古城に泊まれるというのがいかにもドイツらしいですね。「若者の城」ではあるのですが、大人でも泊まることができます。

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入り口のアーチをくぐり、お城の中を見学させてもらいました。

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お城の塔に登らせてもらい、ヴェラ川の谷 (Werratal)ののどかで美しい風景を撮影しました。

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また、ヴェラ川をはさんですぐに北にあるハーンシュタイン城も見えます。

というのも、ルートヴィヒシュタイン城がヘッセン方伯領の北の要で、ハーンシュタイン城はマインツ選帝侯の領地だったアイヒスフェルトの南の砦であり、二つの城がヴェラ川をはさんで中世の頃には対峙していたのです。

しかし平和な今は、ルートヴィヒシュタイン城に泊まってハーンシュタイン城にハイキングをするのも楽しいでしょう。

毎日曜日の午後2時に城の厨房で焼いたケーキとコーヒーをリーズナブルな値段で楽しめ、3時からはガイド付きでお城の中を見学することができます。

ゲッティンゲンから近いためについつい泊まることはなかったのですが、いつかこの城に泊まってみたいと思っています。

ルートヴィヒシュタイン城への行き方は、鉄道でヴィッツェンハウゼン北駅(Witzenhausen Nord)から220番のバスに乗り、ヴィッツェンハウゼン・ルートヴィヒシュタイン(Witzenhausen Ludwigstein)のバス停で下車。徒歩10分。

ルートヴィヒシュタイン城はドイツのここにあります。

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