ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

ドイツのど真ん中で古城巡り 11 英雄の城

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンの北には「英雄の城」があります。

ドイツ語ではHeldenburg(ヘルデンブルク)といい、日本語に直訳すれば、まさに英雄城となります(Held が英雄、burg が城)です。
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ゲッティンゲンからハノーファー方面へ向かう電車の車窓からも英雄の城は見ることができます(ただし高速列車のICEからは一瞬で通り過ぎてしまい、気がつかないかもしれませんね)。

この辺りは幹線道路の連邦道3号線(B3)も走っているので、車からでも見えます。
電車では、ゲッティンゲンから北へ20分足らず、3つ目の駅アインベック・ザルツデアヘルデン(Einbeck-Salzderhelden)の駅からも歩いて5分ほど行くことができます。
この駅のある村が、これまた奇妙な名前でザルツデアヘルデン(Salzderhelden)といい、本来ならば、Salz der Heldenと3つの単語で書くのでしょうが、つなげて一語で書き、直訳すると「英雄たちの塩」という意味になります。とういうのも、この辺りではかつて塩が作られていたそうです。
このザルツデアヘルデンの地名から「ヘルデン」が城の名前となりました。また、ザルツデアヘルデン城(Burg Salzderhelden)とも呼ばれています。
 
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英雄の城ヘルデンブルクは、ザルツデアヘルデンの村を見下ろす丘の上にあります。

電車の車窓からも異様な雰囲気が感じられ、私も20年来気になっていた城でした。2018年冬のドイツの旅でようやくこの城を訪れることができました。

 

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城へ続く遊歩道を歩いて城のある丘に上りました。

昨年の春のドイツの旅でもいくつかの城を訪れましたが、それらの城は完全な形で現代まで残っていたり、修復・改修されて、ホテルや宿泊施設、カフェなどに活用されています。

しかし、英雄の城ヘルデン城は残念ながら廃墟なっているお城でした。それでも建物はかなりの割合で残っています。ただし、チャペルなど立ち入ることができません。

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英雄の城は、以前紹介したヘルツベルク城を所有した有力貴族のヴェルフェン家(Welfen)によって13世紀に建てられたとも言われ、ヴェルフェン家の居城となりました。

しかし、15世紀後半にヴェルフェン家の居城がヘルツベルク城に移ってしまい、18世紀には城は使われることもなくなりました。

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現在城はニーダーザクセン州によって整備されて、地元の人たちが協会を組織して管理しています。誰でも無料で立ち入ることができ、眺めのよい地元の人たちの憩いの場となっています。また、城の一角にあるレストランでは、美味しい食事を食べることもできます。

ザルツデアヘルデンの駅から歩いていけるので、ゲッティンゲンから最も行きやすい古城でしょう。

ヘルデン城への行き方は、ゲッティンゲンからハノーファー方面へのローカル列車(RB)に乗り、アインベック・ザルツデアヘルデン(Einbeck-Salzderhelden)で下車。徒歩5分。

また、ザルツデアヘルデンはビールのふるさとアインベックの町の一部なので、合わせて観光するのもおすすめです。

ヘルデン城はドイツのここにあります。

      

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