ドイツのど真ん中!

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ザルツデアヘルデン、製塩所の塔が焼失

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昨年、2019年のドイツの旅で訪れたザルツデアヘルデン(Salzderhelden)にある製塩所の掘削塔が先々週の金曜日の夜に放火によって完全に焼失してしまいました。地名のザルツデアヘルデンとはドイツ語で「英雄たちの塩」という意味で、昔から塩を取れたということが分かります。しかしドイツのど真ん中、つまりヨーロッパの内陸部にあるこの製塩所では、海水から塩を作るのではなく、地中360メートルから塩分を含んだ水を汲み上げて製塩していました。

焼失前の掘削塔は1882年に建てらたものですが、1963年には製塩所は操業を停止しており、現在は地元の歴史的、文化的な建築物として公開されていました。

少し前にゲッティンゲンの新型コロナウイルスの集団感染をブログに書きましたが、その後どういう経過なのかを知ろうとゲッティンゲンの地元紙のサイトを見ていたら、この掘削塔の放火焼失の報を知りました。さらにくわしくは、アインベック(Einbeck)の地元紙、アインベッカー・モルゲンポスト(Einbecker Morgenpost)紙の記事でご覧になれます(ドイツ語)。また、NDR(北ドイツ放送)のサイトで火事の動画を見ることができます。

ザルツデアヘルデンの村はアインベック市の一部なのですが、最近アインベックでは、古着を回収するコンテナが放火されるなどの連続放火事件が起きており、容疑者の女が逮捕されたそうです。

2000年代の前半には、ゲッティンゲンの聖ヨハニス教会の尖塔が放火されるという事件も起きました。

昨年訪れて、ブログに紹介した建物がこんな愚かしいことでなくなってしまったことは大いにショックで残念でなりません。

話は変わりますが、ゲッティンゲンでの集団感染は落ち着きを取り戻しているというメールを現地在住の友人からもらいました。その友人は昨日から2週間の予定で地中海にあるスペインの島にバカンスに出かけてしまいました。コロナ禍が完全に収束していないのに、EU域内とはいえ、外国旅行に出掛けるとは友人のことが少々心配です。