今年初夏のドイツの旅でヘッセン州北部エシュヴェーゲ（Eschwege）に近いヴォルフスブルネン城（Schloss Wolfsbrunnen）に泊まってみました。
この日はゲッティンゲンからレンタカーでキュフホイザーの巨大記念碑を訪れ、ヴォルフスブルネン城へ長距離運転しました。
車でエシュヴェーゲの町まで出かけて夕食を摂ろうとも思ったのですが、疲れてしまったのと車ではビールが飲めないので、古城ホテルのレストランでビールを飲みながら食事をすることにしました。6月、一年のうちで最も昼の時間の長い季節で、お城のバルコニーで日除けのパラソルの下でビールを飲むことができました。
ヴォルフスブルネン城のレストランで提供されるビールは、以前にも紹介しているエシュヴェーガー・クロースターブロイ（Eschweger Klosterbräu）のピルスナー。
このビールはあまり苦くなく、まろやかでふくよかな味。水の良さが感じられるとても美味しいビールです。ビールと泡の比率が理想的で、泡がグラスの縁よりもこんもりと盛り上げられており、まさに職人技。こんな風にビールを注いでもらえるのはとても嬉しいですね。そして、野外の広い空の下、風を感じながらビールを飲めるのは気持ちがいいものですね。
城のバルコニーからはヴェラタール湖とエシュヴェーゲの町を望めます。エシュヴェーゲの町を眺めながらエシュヴェーガー・クロースターブロイを飲むというのがこれまた格別。ドイツの美しい風景を眺めて、何もせずにただのんびりとビールを楽しむことができました。
エシュヴェーガー・クロースターブロイのビールは、ドイツのど真ん中のおすすめビールです。ドイツを旅して見かけたらぜひとも飲んでいただきたいビールです。
