ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

コロナ禍の冬、エミール・ライマンのシュトレンを取り寄せる

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エミール・ライマンのシュトレンをお取り寄せ

 毎年この季節にはドイツのシュトレンを食べてます。ゲッティンゲンで毎年お世話になっているお宅の奥様が送ってれたり、来日するドイツ人の友人が持ってきてくれたり、あるいは一昨年2018年の冬の旅では私がお土産に買ってきました。しかし、コロナ禍の今年は……

すでに11月に中国地方に本拠がある有名な某パン屋さんのグループ会社が製造している食べました。頑張ってドイツのシュトレンの味をかなり再現しているなと思いましたが、ちょっとした物足りなさと舌に嫌なざらつきを感じました。このざらつきはシュトレンの上にかかっている粉砂糖の粒が粗いのだと思われます。

かなりおいしいシュトレンだったのですが、ちょっとした物足りなさと砂糖のざらつきが次第に欲求不満となり、どうしてもエミール・ライマンのシュトレンが食べたくなりました。そして某インターネット商店街で「エミール・ライマン シュトレン」と検索。日本国内でもドイツのシュトレンを輸入販売する業者がおり、さっそく注文し、先週届きました。

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粉砂糖がたっぷりかかったシュトレン

化粧箱を開けると、シュトレンの生地がほぼ見えないくらいにかかった粉砂糖。白い粉砂糖は幼子のキリストを包んだ産着とされています。日本のパン屋さんが作るシュトレンではパラパラとかけている程度ですが、これくらいどっさりドカ雪みたいにかかっていないとシュトレンではありませんね。

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ゲッティンゲンの友人が送ってくれたアドベントカレンダー

エミール・ライマンのシュトレンをスライスして食べました。断面を見ても、粉砂糖の層が厚いです。そして、粒は細かく、サラサラとした舌触り。甘すぎないのに、濃厚な味わいがあります。納得の美味しさです。

バウムクーヘンは断然の日本の方が美味しいと思いますが、シュトレンにかぎっては本場ドイツの物がおすすめ。日本人の舌に合うようにしてない方がかえって美味しいです。クリスマスまではもう少し時間があるので、インターネットで検索して購入すれば、まだ間に合いますね。化粧箱入り750gのシュトレンが4000円弱でしたが、このコロナ禍、Go Toでどこに旅行に出かけるでもないので、これくらいの贅沢はいいでしょう。