コロナ禍の2度目の冬もエミール・ライマンのシュトレンをお取り寄せし、第1アドベントだった日曜日の午後おやつに食べてみました。
今年もコロナ禍でドイツに行くことができませんでしたし、夏場に3ヶ月半かけて350ページものドイツ語の本を翻訳した自分へのご褒美としてプレミアムのシュトレンを注文しました。プレミアムなだけであってシュトレンは黒い重厚な缶に収まっています。そして追加の粉砂糖のパックまで同封されています。
缶を開けると、プレミアム・シュトレンはさらに黒い巾着袋に入っています。缶も巾着袋もすべて食べ終わったら何かに再利用するつもりです。
早速シュトレンを厚めにスライスして食べることにしました。電子レンジで500Wで20秒チンすると、練り込んであるバターが染み出して香りが立ち、生地もしっとりと柔らかくなりますよ。
やはり本場ドレスデンのシュトレンは甘すぎなくて実に美味しいです。ドイツ人向けにバターをふんだんに使っているのがいいですし、ナッツやレーズンの味ととても調和しています。そして粉砂糖の粒子も実に細かくていい舌ざわりです。幸せな気分に浸れます。
日本のケーキ屋さんやパン屋さんも「シュトーレン」としてシュトレンをクリスマスシーズンに作って販売していますが、バターをケチっていたり、粉砂糖の粒子が粗くジャリジャリした食感で私には納得いかない物が多く、高くともエミール・ライマンのシュトレンは譲れなくなりました。インターネットの通販で750gのプレミアム・シュトレンが送料も入れて6,000円ほどしてしまいますが、ケーキをホールで買おうとすればけっこうな値段しますので、これで良しとしましょう。
本場ドレンスデンのシュトレンをまだ食べたことない方は一度インターネットの通販でお取り寄せしてみてはいかがでしょうか。ドイツのシュトレンは濃厚で一度食べてみる価値ありです。おすすめです。