ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

2018年春 ドイツのど真ん中へ 2

ドイツのど真ん中の菜の花畑の風景を10数年ぶりに自分の目で見て、改めて写真に撮りたいとずっと思っていました。

運よくゴールデンウィーク前の安いチケットを購入することができ、飛行機に乗り込みました。
前回のブログにも書いたとおり、出発前日の深夜にメールチェックをすると、仕事の依頼が来ていたことに気づき、真っ青になりました。乗り込んだ飛行機の中でパソコンを取り出して、仕事をしました。おかげで11時間のフライトも短く感じました。
しかし、フランクフルト空港の長距離列車専用駅ではトラブルが多発。
電光掲示板には突如、乗る予定のICE(インター・シティー・エクスプレス)が運行取りやめと表示されました。
インフォメーションカウンターに話を聞きいくと、ドイツ鉄道の職員が「大丈夫、列車は走るよ」と説明してくれるました。しかし、ゲッティンゲンに停まるベルリン東駅行きのICEは20分以上の遅れで到着。しかも、突然車内の清掃がはじめり、いつまで経っても発車する気配がありません。本当にベルリン行きのICEなのかも怪しくなり、乗客が駅員たちに質問するのですが、駅員もどうなっているのか把握していません。
そうこうするうちに別のホームにゲッティンゲン経由のハンブルク行きのICEが到着し、重たいスーツケースと引いて駆けて飛び乗りました。
そのICEも、ゲッティンゲンの一つ手前の駅、カッセル・ヴィルヘルムスホーエで時間調整で30分以上も停車することになり、そうこうするうちに本来乗る予定だったICEが追いつき、追い越していきました。
さらにもう一本北へ向かうICEが来て、再び荷物を引いて慌てて乗り換えて、ようやくゲッティンゲンに到着したのでした。こんなことならずっとフランクフルト空港駅で待っていればよかったのです。
列車に乗り込む前、電光掲示板ではICEが軒並み遅れているのを
今回もお世話になるお宅の奥様に迎えに来てもらい、シャワーを浴びて倒れこむように眠りました。
ドイツ鉄道に振り回されたことで、体がドイツ時間に強制的に合わされて目を覚ますことができました。
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午前中に近くを散歩し、午後にゲッティンゲン市内にバスで下りていきました。

4月下旬に入ったその日でドイツのど真ん中は初夏の陽気で、半袖に短パンと言った装いの人たち。乾燥しているドイツは、天気のいい日には一気に気温が上昇します。

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マルクト広場では偶然ゲッティンゲンでお馴染みの「ゲンゼリーゼル・キス」にも立ち会うことができました。

このブログを書いている時間は午後8時半過ぎですが、外はまだ明るいのです。3月最後の日曜日に夏時間に切り替わって、ドイツはあっという間に日が延びたのでしょうね。