2018年冬のドイツの旅で偶然たどり着いた東ドイツ側のアイヒスフェルト（Eichsfeld）にあるグライヒェンシュタイン城（Burg Gleichenstein）。窓には緑色のネットのようなものが掛かっており、修復工事の真っ最中でした。工事の職人さんの話では、「来年にはカフェやレストランになっているのではないか」とのことでしたが……、
翌年2019年の初夏に再び訪れると、門はかたく閉ざされており、立ち入ることすらできませんでした。その後、日本に帰国してからインターネットでグライヒェンシュタイン城について調べて、グライヒェンシュタイン城のフェイスブックにたどりつきました。それによれば城は今もなお修復工事中のようです。
実は、このお城の所有者の方は大麻草を使った食品やドリンクを製造販売するビジネスを手がけていました。どうやらこの城を大麻の栽培と大麻入り食品製造の中心地にするつもりだったようです。このことを私は知っていたのですが、日本人が大麻を求めてグライヒェンシュタイン城に行ってしまうのはどんなものかと思い、この情報をブログに書くことをずっと控えていました。現在、グライヒェンシュタイン城での大麻ビジネスは頓挫してしまったとのことです。ただし修復中の城内で音楽イベントが時折開催されているようです。
修復がいつ終わるのか分かりませんが、コロナ禍が収まり、またドイツに行けるようになったらグライヒェンシュタイン城に足を伸ばしてみようと思います。城の中を見学できるようになったら、改めてグライヒェンシュタイン城のことを詳しく紹介したいと思います。修復を終わるのを気長に待つことにしましょう。
グライヒェンシュタイン城はドイツのここにあります。
