ドイツのど真ん中!

ドイツのど真ん中、ゲッティンゲンやアイヒスフェルトを紹介しています。

国境地帯博物館を再訪 3

アイヒスフェルト国境地帯博物館(Grenzlandmuseum Eichsfeld)ベルリンの壁崩前後からドイツの再統一の時期の資料を見学できるだけでなく、当時の東西ドイツの国境に沿って歩くことができます。

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画像では、親子が東ドイツ側から西ドイツ側へサイクリングしていますが、その左にはかつての東西ドイツ国境のフェンスとポールが見えます。

東ドイツの首都ベルリンでは壁が築かれましたが、この辺りでは金網のフェンスが国境でした。

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フェンスをモチーフにしたモニュメントもあり、その向こう側に旧国境のフェンスを見ることができます。

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丘の勾配をなぞるように国境のフェンスが張られており、その手前には深い溝が掘られていました。フェンスの左側は西ドイツ側の森があります。

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小高い丘のてっぺんには、手前にトーチカ、有刺鉄線付きのフェンス、監視塔が今も残されています。

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丘の頂上の監視塔と遠くに東ドイツの村に望むことができます。

今では、この辺りは森の中に遊歩道が整備され、西ドイツ側の村へ歩いていくことができます。

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来た道を戻り丘を下って、国境地帯博物館に戻りました。
博物館の建物の壁には、
 
ドイツ分断の
犠牲者たちを
追悼する
 
という記念碑が埋め込まれています。
アイヒスフェルト国境地帯博物館へは、ゲッティンゲン駅前のバスターミナル (ZOB) より150番、170番のドゥーダーシュタット(Duderstadt)行きバスに乗り、終点のドゥーダーシュタットのバスターミナル (ZOB)で下車し、1番のバスに乗り換えてタイストゥンゲンブルク(Teistungenburg)で下車。
アイヒスフェルト国境地帯博物館のホームページはこちら
入館料は大人4ユーロ、学生や高齢者が3ユーロ。