この7月にドイツのど真ん中を訪れ、12年ぶりにアイヒスフェルト国境地帯博物館(Grenzlandmuseum Eichsfeld)を再訪しました。
昨年2月にもドイツを旅しましたが、この時は最寄りのドゥーダーシュタット(Duderstadt)に1泊するのみで、国境地帯博物館まで足を延ばすことができませんでした。
今夏のドイツ滞在では、どうしてもまた来てみたいと思っていました。というのも、私が2000年代前半に来ていた頃には、手前のガラス張りの建物はなく、右の方のベージュ色の建物だけでした。いつの間に立派になっていたからです。
博物館の受付の方に質問すると、2010年にモダンなガラス張りの建物を付け足す形で、博物館がリニューアルされたそうです。
2010年のリニューアルによって、模型やディスプレイ、プロジェクターが多数導入されて、東西ドイツ分断の時代が分かりやすい展示になっていました。
リニューアル前から展示されていた、旧東ドイツ側の国境警備のフェンスや国境を示す柱、バイクや 銃、制服などの貴重な資料も見ることができます。